車のワイパーの音がうるさい!ビビリの原因と対策と交換時期や自分でやる方法

車のワイパーの音がうるさい!ビビリの原因と対策

車のワイパーの音がうるさいことがありませんか?音がうるさいのは車のワイパーがビビリと言われる状態になっている可能性があります。

雨や雪の日に大活躍し、黄砂などで汚れた窓を綺麗にするときにもなくてはならないワイパーですが、使っているうちにワイパーも気持ちよく動いてくれなくなることがあります。

そんな状態のワイパーを使い続けることは、フロントガラスの傷の原因になるだけでなく、大雨の時など必要な時に役に立たないことにもなります。

なによりも運転中にワイパーの音がうるさいと、ストレスとなり気持ちよくありませんよね。

車のワイパーの音がうるさくなるビビリの原因と対策を交換時期とあわせてご紹介します。

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車のワイパーの音がうるさい!ビビリとは?

車のワイパーは音がうるさい時って困りますよね。エンジン音ほどの大きさではないのですが運転していると、ワイパーの音は規則正しいのでやけに耳につくときがあります。

車のワイパーの音がうるさいとせっかくのBGMも聴こえませんし、やけに気になることがあるので運転に集中ができない時があります。

このワイパーを使っているときに起きる音はビビリ音といわれるものです。

車のウインドウの湿り気が少ない状態でワイパーを動かしたときに、ワイパーが不自然にしなるような動きをしてなにかが引っかかるような音がします。

このビビリ音が発生すると、音がうるさいだけではなくワイパーを動かしてもウインドウが綺麗にならず、筋が残ったりして汚れてしまいます。

この車のビビリ音の原因は、ワイパー側の原因と車のウィンドウ側の2種類の原因があります。

車のワイパーのビビリ音の原因と対策

【ビビリ音】ワイパー側の原因

まず第一に考えられるワイパー側の原因としてワイパーゴムの劣化が考えられます。

車のワイパーゴムは劣化すると亀裂やヒビ入っていたり、ヘニャンとした状態で倒れてしまいます。

次に考えられるワイパー側の原因はワイパー本体が曲がってしまっていることです。

ワイパーはウィンドウに対して90度の角度でないと本来の水を弾く働きができません。当然ワイパーが曲がっていれば角度が変わってしまうのでビビリ音が発生するという仕組みです。

このワイパーが曲がる原因は劣化やイタズラも考えられますが、雪国では雪の重さで曲がってしまうことがあります

よく天気予報で雪の予報ができると、車のワイパーを立てる人がいます。これは雪の重さでワイパーが曲がらないようにするためです。

またワイパーが曲がる原因は劣化だけでなく、新品ワイパーの場合もあります。新品のワイパーで圧が強い状態だと曲がっていることがあります。

ビビリ音のワイパー側の対策

ゴムの劣化は目で見れば状態がわかるので確認し、劣化していたらゴム部分だけ交換しましょう。またワイパーゴムの劣化防止に一番の対策は、ワイパーゴム本体の掃除です。

洗車の際にワイパーゴムまで洗浄は中々していない人がほとんどだと思います。ワイパーはウィンドウのくぼんだ位置にあるため汚れが落ちていないことが多々あります。

洗車後にワイパーをたててタオルでふくと汚れがしっかりと取れますのでやってみてください。ウィンドウの傷つきも防げます。

またワイパーゴムは直射日光や雨風にさらされることで劣化が早まります。駐車も可能な限り、雨風や直射日光を避けられる位置にするか、車を長期利用しない時はカバーをかけるなどしてください。

ワイパーの曲がり対策は、雪の前日にはワイパーを立てておくことと、破損の曲がりでなければワイパー角度調整を自分ですることも可能です。

一番確実なのは業者に依頼することなので自分で角度調整が難しいと感じたら依頼しましょう。

【ビビリ音】ウィンドウ側の原因

ワイパーゴムや本体に異常がない場合は、車のウィンドウ側に原因があります。

ワイパーとはウインドウの水分を拭き取るのではなく、水分を均等に塗っているのでウインドウ表面に油膜などがついていたり表面の撥水コーティングに引っかかってビビリ音がしていることもあるからです。

車のウィンドウを横から確認してみてウィンドウがデコボコとしていませんか?もし汚れや油膜で不均等であればビビリ音の原因となってしまいます。

ビビリ音のウィンドウ側の対策

ウィンドウ側の対策はとにかく汚れや油膜をキレイに落とすことです。洗車をしても落ちない油膜であれば泡立てた台所用洗剤をタオルやスポンジで磨いてください

台所用洗剤を使う時の注意点は必ずしっかりと水で流すことです。台所用洗剤を車に利用すると保護膜まで落としてしまっている状態になっています。

台所用洗剤を使ったら、必ずしっかりとすすいで乾燥させ、車体部分にはワックスをかけましょう。

台所用洗剤を利用するのが不安な人はキイロビンがおすすめです。キイロビンは車のプロも利用している油膜が取れるの洗剤です。またキイロビンなら撥水コーティング剤も落とすことも出来ます。

キイロビンをスポンジにつけ弱めの力でガラスを少しずつ磨いていきます。フロントウィンドウだけで30分以上かかるので根気が入りますが仕上がりがキレイになるのでオススメです。

キイロビンを利用した場合もしっかりとすすいでキイロビンを水で流してください。ただキイロビンでは落ちない場合もあります。ウィンドウ自体が劣化してうろこ状になったものは除去できないと注意事項にあります。

一番簡単なのは専門業者に油膜落としを依頼することですので、時間がない人や体力に自身がない人は依頼した方が良いでしょう。

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車のワイパーの交換時期と目安

車のワイパーゴムの交換時期の目安は約1年と言われています。もちろん使用頻度にもよりますが、だいたい1年に一度は点検が必要なので行いましょう。

ワイパーゴムが固くなったり、また切れたりしている場合はゴムだけの交換を行えばワイパーも長く使えます。ワイパーゴムの劣化は見た目で分かりますので、運転する前などに確認するようにしましょう。

またワイパーブレードの交換時期の目安は約3年と言われています。新車として購入した場合は3年たったときにワイパーブレードの交換も視野にいれておいたほうがよいでしょう。

ただしワイパーブレードを交換したときにビビリ音がすることがあります。これは新品のブレードの圧が強すぎて逆に音が発生していることが考えられます。

あわてて不良品と判断したり、ワイパーブレードを交換したりせず角度調整などを行ってみてください。

車のワイパーを自分で交換する方法

車のワイパーの音がうるさい!交換時期や自分でやる方法

ワイパーゴムもブレードも自分で交換する場合は、カー用品店などで購入します。工具は必要ありませんが、怪我防止のために手のひら側がゴムで覆われた軍手の着用をオススメします。

また購入のときは必ず車の型番を確認しておきましょう。ワイパーは車種などによって長さが違うためです。自分の車種にあったワイパーブレードを購入したら取り付け作業開始です。

ワイパーゴムの交換方法

  1. 洗車などで車のウィンドウなどはキレイにしておく
  2. エンジンを停止させワイパー本体アームを立てる
  3. ワイパーブレードのストッパーを押してすべらせるようにブレードを取り外す
  4. ゴム部分を引き抜き新しいゴムを取り付ける
  5. ブレードを取り付ける(※カチッというと音がなる)
  6. ワイパー本体アームを元の位置に戻し動作確認をして完了

ワイパーブレードの交換方法

  1. 洗車などで車のウィンドウなどはキレイにしておく
  2. エンジンを停止させワイパー本体アームを立てる
  3. ワイパーブレードのストッパーを押してすべらせるようにブレードを取り外す
  4. 新しいブレードを取り付ける(※カチッというと音がなる)
  5. ワイパー本体アームを元の位置に戻し動作確認をして完了

ワイパーにはフロントガラスに撥水の溶液をぬることが出来るワイパーもありますが、フロントガラスの汚れ落ちが十分でないと逆に新品なのにビビリ音がするので注意してください。

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車のワイパー交換の値段と業者の料金

ワイパーゴムの値段は300円くらい~1,000円以上ワイパーブレードの値段も1,000円くらい~2,500円など様々です。楽天などの通販でも購入できるので、車種名とワイパーで検索すると楽です。

またワイパー交換を購入した店舗や業者に依頼するとゴムだけでも、ブレードだけでも交換を行ってくれるところがほとんどです。

ディーラーでも交換は可能ですが、工賃の料金が高い事が多いので、オートバックス等のカー用品店等がおすすめです。

値段(工賃)は500円以下が多いですが、店舗によって値段の違いや交換作業を行わない可能性もあります。また、無料の場合やカード会員特典もあるので購入と依頼前に確認しておきましょう。

オートバックスのメンテナンス会員は、初年度に1000円(税別)払うとワイパーの基本工賃が何回でも無料!さらにエンジンオイルやオイルフィルター、バッテリーの交換基本工賃も無料となります。

メンテナンス会員は翌年度からは年間540円とさらに割安になるので、車の使用頻度が高い人には良いサービスですね。

しかし、基本工賃無料はオートバックスで購入した商品のみなので、ネットや別のカー用品店で購入したものはメンテナンス会員になっても無料とはならないので注意が必要です。

【オートバックスの工賃(料金例)】

  • ワイパーゴム;300円(税別)
  • ワイパーブレード:200円(税別)

できれば自分で交換できるようにしておくと、店舗までいく手間が省けますし大雨や大雪でワイパーが曲がってしまったときなどに対応出来るので挑戦してみるほうがよいでしょう。

車のワイパーのビビリの原因と対策や自分でやる方法のまとめ

  • 車のワイパーがうるさいのはビビリ音
  • ビビリ音の原因はワイパー側とウィンドウ側の2種類
  • ワイパーは劣化と曲がりに注意し角度調整で対策
  • ウィンドウはキレイにし油膜などでデコボコさせない対策を
  • ワイパーゴムの交換目安は1年で値段は300円~1,000円くらい
  • ワイパーブレードの交換目安は3年で値段は1,000円~2,500円など
  • ゴムもブレードも業者に依頼可能、無料対応の可能性もあるのでまず確認

安全運転のためにも車のウィンドウはいつも視界良好にしておきたいですし、運転に集中できる環境はとても大事です。

もしワイパーのせいで傷などがついてしまったら車のウィンドウこそなかなか交換できるものではないので、こまめにゴムがすり減っていないか確認し適度に交換しておきましょう。

車の作業というと身構えてしまう人も多いと思いますが、少しの手間でうるさい音も消えるのでぜひやってみてください。

まずはビビリ音がする前に対応出来るよう、こまめな自己点検を月単位でも行うように心がけておきたいものです。

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