冷蔵庫のサイズは4人家族用?選び方のポイントと人数の目安と失敗例

冷蔵庫のサイズは4人家族用が一番?

冷蔵庫のサイズの選び方をご存じですか?冷蔵庫を4人家族用のほうがオトクな場合があります。

冷蔵庫を選び方となると、目安として人数や幅だけで選んでしまうこともありますが失敗例もあるので注意が必要です。

冷蔵庫は食事に直結する絶対必要な家電ですので急な対応に困らないように、買い替えや将来のこともあわせて事前にちょっと考えてから買っておきましょう。

将来困らない冷蔵庫のサイズの選び方を目安や失敗例を新婚の場合とあわせてご紹介します。

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冷蔵庫のサイズは4人家族用が一番?選び方のポイント

冷蔵庫のサイズの選び方はどうやっていますか?一人暮らしを始める人だけでなく家族が増えたり逆に独り立ちしたので少なくなった時はサイズを変更することがありますよね。

冷蔵庫といえば一人暮らしを始めた時、最初に購入する人がほとんどではないでしょう?憧れの一人暮らしの始まりということで冷蔵庫を選ぶ時もワクワクドキドキ楽しくてしょうがありませんよね。

そしてドラマなどで主人公が一人暮らしをしている姿などから冷蔵庫のサイズを1人用のものを選んでしまっていませんか?サイズも可愛いのですが冷蔵庫の選び方は慎重にしたほうがよいです。

家族が独り立ちした家庭や、今後家族が増える人も、人数だけで冷蔵庫を選ぶと失敗することがあるので注意が必要です。

実は冷蔵庫のサイズは4人家族用が消費電力が少ないというデータがあります。

これは省エネルギーセンターが2015年の夏に発表したデータですが、大型の冷蔵庫のほうが消費電力が少ないという調査結果です。

具体的な数字では200L~250Lサイズの冷蔵庫が年間364kWh、300L~350Lサイズの冷蔵庫が355kWhとなっており、200Lから350Lの間ではそんなに消費電力であるkWhは変わっていませんが大きいサイズのほうが少なくなっています。

さらに400L~450Lサイズの冷蔵庫では258kWhになり、500L~550Lサイズの冷蔵庫では247kWhという結果になっています。

200Lサイズと400Lサイズの冷蔵庫で100kWh以上の差があり、1kWhを20円で計算すると2、000円も年間電気量が違います

さらに冷蔵庫の買い換えのタイミングは10年と言われています。私の最初の冷蔵庫も10年以上使った記憶があります。

10年もたてば18歳で一人暮らしとなった人が28歳です。家庭を築いていてもおかしくありませんよね。そう考えると一人暮らしのスタートから4人家族用サイズの冷蔵庫でも問題がないと言えます。

電気代のお得感だけでなく、何度も買い替えなくてすむように初めから400Lサイズ以上の冷蔵庫を買っておくほうがオススメです。

400Lサイズなら家族4人用サイズに入り、子供が生まれてもまかなえるので安心です。さらに一人暮らしでも結構冷蔵庫の中身は増えていきます。

とくに飲み物から、社会人になって疲れているときや、あと1品が欲しい時に簡単にまかなってくれる冷凍食品は重宝します。また化粧品なども冷蔵庫で保管したほうがいい製品もあるので意外と広いほうが冷蔵庫は使えます

最近では買い換える際、今使っているものより大きいサイズを選ぶ人が多いそうです。

その背景には、省エネ化で10年前とは大きいサイズの方が電気代が倍近く違っていたり、さらに景気の悪化のため、まとめ買いで節約志向が高まっていることがあります。

今は容量500L前後の大きめな冷蔵庫が売れ筋で、各メーカーも力を入れているといわれています。500L前後と言えば4人家族にぴったりのサイズですね。

冷蔵庫といえば家庭の人数ジャストで考え、さらに機能や見た目などで決定しがちですがぜひこれからのランニングコストとなる電気代も入れてから、一度検討してみてください。

もちろん200Lサイズと400Lサイズでは、初期コストとなる本体代金もかなり違うので学生さんなどは無理は禁物です。

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冷蔵庫のサイズと人数は?1人から5人までの目安

そもそも冷蔵庫のサイズと家族の人数の目安をご存知でしょうか?家電量販店にいってみるとリットルサイズで表示されているものがほとんどですが以下が目安になります。

100~199L

シングルライフにぴったりのコンパクトサイズです。置き場所を選ばない一人暮らし、単身赴任向け、または小さな事務所や休憩室に置かれているタイプです。

200~299L

シングルライフの自炊をする人向け。

300~399L

2~3人の少数家族向け。野菜室などがあり使い勝手がよく、引越しが多い人に最適と言われています。

400~499L

標準的なサイズで、4人家族にぴったりで省エネ重視で電気代節約したい人にピッタリのサイズです。

500~599L

ちょっと大きめで5人家族にも対応。まとめ買いでも収納力大なので食べ盛りの男の子が多い家庭にオススメのサイズです。

600L~

冷蔵庫と食糧保管庫として使える大容量サイズです。値段も高プライスなのが特徴ですね。

容量の目安を求める式は(70✕人数)L+100L+70Lと言われています。一人あたり70Lで、100Lは常備品(調味料など)、70Lは予備という計算です。

4人家族に当てはめてみると、(70✕4)L+100L+70L=450Lとなります。

上記の人数に対するサイズはあくまでも目安です。オススメは目安より大きめの冷蔵庫です。大きめのするメリットは先に紹介したとおり消費電力が違います。

消費電力が違うのは冷却のしくみが違うからです。人工知能が搭載されていて冷やしすぎず、機能が高いことで庫内の温度を保つことができるので消費電力を抑え電気料金を節約することができます。

また容量に余裕があるとものを詰め過ぎず冷気の循環をよくし、これも電気代節約につながるというわけです。

小型の冷蔵庫の場合、価格帯も安いですが機能は少し劣ってしまいますので長い目で見ると大型サイズの冷蔵庫がお得と言えます。買い替えの時はぜひ旦那様にねだってみてください。

冷蔵庫のサイズの失敗例!新婚はどうすればいい?

冷蔵庫のサイズの選び方と人数の目安と失敗例

冷蔵庫選びにサイズなどで失敗した例が多くあります。その中で多いのは搬入の問題です。マンションやアパートはスペースが限られているので搬入の問題がおきやすいです。

一戸建てでも友人の話でいざ搬入のときに玄関から入らなかったということがあります。

玄関から搬入できなかったので窓外から吊って中に入れるケースに変更して事なきを得ましたが、下手をすれば買い替えを余儀なくされていたでしょう。

家電量販店で購入する時に、搬入が大丈夫かどうかまで確認した方がいいとすすめてくれるスタッフは案外少ないですよね。

マンションであればエレベーターの有無や階段の幅など、大型になればなるほど確認しておく必要があります。意外と共有部である階段やエレベータなどが狭いマンションもありますし特に手すりが付いていたら注意が必要です。

一戸建てであれば窓から搬入するパワープレイを依頼することも可能ですがマンションなどでは難しいです。

また搬入ルートだけでなく室内の冷蔵庫を置くスペースをよく測っておくことも大事です。数cm違うだけで食器棚が横に置けなくなる可能性もあります

面倒ですが冷蔵庫のサイズが決定したら、ぜひ一度、搬入ルートからキッチンまでシミュレーションしておきましょう。

新婚の方の場合はもともと別々の家で冷蔵庫を利用していたのですでに冷蔵庫が2つある状態になります。

その場合は2つとも搬入して使うパターンと大きい方だけ残し1台を処分するパターン、もしくは2台とも処分し新しく購入するパターンがあります。

お互いが使っていた小型冷蔵庫をとりあえず使用すると材料や作りおきで容量が増え、詰め過ぎで冷えが悪くなる可能性があります。

また2台あるとどちらに何を入れたのか把握しずらくなったり、パートナーが違う方に入れてストレスになる可能性も大きいです。

結婚当初は許せたことも数ヶ月経つと許せなくなることばかり目立ってきます。少なくとも私はそうでした・・・結構些細なことで夫婦喧嘩は始まりひどいときは連続します。

ストレスだけでなく2度搬入する手間暇も省けるので最初から2台処分し新しく買い換えるほうをオススメします。

買い換えるとしたら将来家族が増えることも考慮して大きめなサイズにしたほうがよいでしょう。

注意点としては転勤が多そうな職種の方は、当然引越しが多くなります。400L以上のサイズは大きすぎで、引越し先で搬入できない可能性もあります。

搬入できてもキッチンスペースの関係で、食器棚や冷蔵庫のどちらかが入らなくなることもあるのでよく検討することをオススメします。

冷蔵庫のサイズや選び方と人数の目安のまとめ

  • 冷蔵庫のサイズは大きほうが消費電力が少ない
  • 4人家族用のサイズは400L~450Lで258kWh
  • (70✕人数)L+100L+70Lが冷蔵庫サイズの目安
  • 冷蔵庫買い替えの失敗の多くは搬入ルートの問題
  • 事前にエレベータや階段、玄関とキッチンスペースの確認をしよう
  • 新婚の場合は新しく冷蔵庫を購入したほうがストレスが少ないことも
  • 引越しが多い人は400L以上だと新居で搬入や設置が難しいことも

冷蔵庫は10年で買い替えを考えることが多いですが順調に働いてくれていればそれ以上つきあうことができます。その為、最初から消費電力を考えて購入しておきましょう。

ただしかなり古い冷蔵庫なら使い続けるより、新しいものに買い換える方が省エネになります。

2000年にJIS規格として導入された表示制度で省エネラベルというものがあり、国の定める省エネ基準をどの程度達成しているかと示すものです。

カタログや家電量販店に表示してありますので冷蔵庫選びの際はこちらも参考にしてみてください。家計のためにも家庭のためにも良い冷蔵庫と暮らしたいものです。

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