車のエアコンフィルターの臭いを交換せずに取る掃除と洗浄方法
車のエアコンもお部屋のエアコンと同じく、掃除を行わないと臭いの元となる菌が繁殖します。そうすると車のエアコンフィルターから臭いが充満することになります。
じゃ、車のエアコンフィルターもそろそろ交換時期なのかな、業者にいって交換してもらわなきゃ、こう考える人が多いですよね。
そもそも車のエアコンフィルターは交換するものだと思っていませんか。
もちろん交換が必要な時もありますが、交換せずに掃除で車のエアコンフィルターの臭いを取る方法があるんです。
一度車のエアコンフィルターを外してみて見ると愕然としますよ…こんなに汚れているのかって。
そんな汚れで空気をキレイにしてくれるかというと、無理ですよね。そのまま放っておけばクルマに乗るたびに、嫌な臭いにさらされることになります。
家の中と違ってあまり目が届かない車ですが、レジャーや買い物で使うことも多いですよね!家族や子どものためにも車のエアコンフィルターをきれいに掃除して臭いをブロックしてしまいましょう。
車のエアコンフィルターの臭いを取る方法
車にもエアコンフィルターが付いています。車のエアコンを使用していても、部屋と違ってつい気にしていない人、多いと思います。
私もその一人でした。もともとドライブにも興味がなく、買い物の時の運転も家族に任せっきり。
でも夏が近づいてきて暑くなったので、エアコンにスイッチを入れてみると…「うっ!」と息を止めてしまうような臭いにさらされていませんか?
その臭い、車のエアコンフィルターの汚れです。臭いがしたら交換の時期ですが、掃除や洗浄でフィルターをキレイにして臭いを取ることもできます。
車のエアコンフィルターを掃除するときは必ず軍手orゴム手袋をして行ってください。
外すときにあまり慣れていないので、爪や指をひっかけてケガをしてしまいます。油汚れもすごいのでゴム手袋がオススメです。
1.取扱説明書を確認
車の取扱説明書を必ず確認してください。車のエアコンフィルターの種類や、設置されている場所、取り外し方など、車種やメーカーによって大きく違います。
ちゃんと読んでおかないと、掃除したのに失敗し思わぬ出費となることもあります。車自体が高いですからね。
車のエアコンフィルターの中には、水洗いができないものもあります。その場合は以下の水洗いを行わずにエアコンフィルターの交換を行いましょう。
といっても、私の車のエアコンフィルターは水洗いNGでしたが、交換覚悟で行い問題なく使用できています。皆さんもやってみたい場合は以下を参考にしてみてください。
2.エアコンフィルターを取り外す
車のエアコンフィルターは、ダッシュボード裏にあることがほとんどです。必ず取扱説明書のとおりに取り外してください。
無理に力を入れると壊れたり、変形するのでゆっくりと落ち着いて行いましょう。
3.エアコンフィルターを洗剤水に浸け置きする
取り外した車のエアコンフィルターは、柔らかいタイプの物が多いので掃除機をかけることはNGです。掃除機の強い吸引力で変形する可能性があるからです。
また洗剤をつけてゴシゴシするような、強い洗い方もNGとなります。エアコンフィルターの素材自体が柔らかいのでやさしく洗うことが大事です。
まず、バケツなどに洗剤を入れ洗剤水を作り、浸け置き洗いをします。30分つけこんだあと水ですすぎます。
エアコンフィルターの汚れがひどい場合は、一度でおちません。その場合は浸け置き洗い+すすぎを何度か繰り返しましょう。
4.乾燥させる
キレイにすすいだエアコンフィルターを乾燥させます。乾燥させるときは洗濯バサミなどを使わないでください。これも変形の原因になります。
乾いたタオルの上などに置いて、できれば扇風機をあてて乾燥を早めたほうが衛生的です。
5.取り付ける
ちゃんと乾燥したエアコンフィルターを、元通りに取り付けましょう。うまくはまらない時は、エアコンフィルターの方向が間違っています。
正方形なエアコンフィルターだと方向がよくわかないので、無理に入れないように気をつけてください。壊れてしまう原因になります。
車のエアコンフィルターの交換or掃除の目安
目安は1年に1度、使用頻度によるので旦那さんが車好き、または仕事で使っている場合はもっとマメに交換か掃除が必要です。
特にエアコンを一番最初に使うときに、汚れがたまっていると気分が悪くなってしまうので、そろそろ暑くなるなと思った時は確認してみてください。
車のエアコンフィルターの交換方法
車のエアコンフィルターは基本、交換が原則となっています。交換方法はメーカーでやってもらう方法と、車専門業者にやってもらう方法がありますが…高いです。
あまり家計にやさしくないので、自分で購入して交換してしまいましょう。車のエアコンフィルターはイエローハットなどのカー用品店、または楽天などの通販で2000円前後で購入できます。
エアコンフィルターもいろいろなタイプがあり、「活性炭入り」や「洗えるタイプ」など販売されています。
私はあまり車を使用しない家庭なので特にこだわりはなかったのですが、掃除で壊れた時の予備として「洗えるタイプ」を購入しました。
掃除ができないタイプのエアコンフィルターや、掃除するには怖いという人は、健康のためにも交換することをオススメします。
車のエアコンフィルターを洗浄しても臭いがとれない原因は?
車のエアコンフィルターを掃除or交換しても臭いが取れない場合は、「エバポレーター」の汚れが原因です。
エバポレーターはエアコンフィルターの更に奥にあり、エアコンの空気を作っています。エアコンを使うとエバポレーターには、水滴がつくので、菌の温床となり汚れや臭いが発生するのです。
エアコンフィルターを掃除or交換しても臭いがするのであれば、エバポレーターを掃除する必要があります。
エバポレーターの掃除は、エアコンフィルターの掃除や交換よりも難易度が高いので、業者に依頼するのがオススメです。
車のエアコンフィルターの掃除と臭いまとめ
- 1年に1度はエアコンフィルターを交換or掃除する
- エアコンフィルターは柔らかいのでやさしく洗う
- 臭いが取れない時はエバポレーターが原因
車のエアコンフィルターなんてほとんど意識していませんでした…家のエアコンだとすぐにホコリが気になっていたのに不思議です。
あまり車に乗らなくても、いざ乗るときは長時間なので臭いにさらされるのは嫌ですよね。
子どもの車酔いの原因にもなってしまうこともあるので、旦那様がお休みの時でもお願いして1年に1度は掃除しておきましょう!
そうしておけば、子どもを乗せた時に「臭い!」と叫ばれることも無いはずです。