空気清浄機の寿命!フィルター(ダイキン・シャープ・パナソニック)と臭い症状

空気清浄機 寿命

「空気清浄機が寿命かもしれない…まだ使えるかな?」

「空気清浄機は寿命が長いのが欲しい!」

空気清浄機の寿命ってわかりにくいですよね。

実は空気清浄機には、本体だけでなく、フィルターや部品などの寿命があります。

また加湿空気清浄機やプラズマクラスターなど、種類によって寿命が違います。

寿命の原因を知っておかないと、使っている時も、買い替える時も損です。

ご自宅の空気清浄機が「臭い」「異音がする」「電源が入らない」といった症状がでていませんか?

もしかすると空気清浄機の寿命かもしれません。

そこで今回は

  • 空気清浄機の寿命年数
  • フィルターの寿命
  • メーカー別の寿命【ダイキン・シャープ・パナソニックなど】
  • 空気清浄機の寿命症状【臭い・異音・電源】
  • 寿命を長くするコツ

をご紹介します。

空気清浄機の寿命を知れば、無駄な買い替えをせずにすみます。

新しく空気清浄機を買う時にフィルターの種類などを間違えて損をすることもありません。

長持ちさせるコツや、寿命といえる症状もあわせてご紹介しますね。

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空気清浄機の寿命年数

空気清浄機の寿命は、フィルターなどの部品と種類や機能で違います。

空気清浄機の使用頻度と、部屋の環境によって年数が違ってきます。

ですが、一般的には以下の年数になります。

  • 本体の寿命:10年
  • 法定耐用年数:6年
  • フィルターの寿命:1年~10年
  • 加湿空気清浄機のフィルター:10年
  • 部品保管による寿命:6年
  • 機能の寿命(プラズマクラスター):2年

それぞれの空気清浄機の寿命をご紹介しますね。

本体の寿命年数と法定耐用年数

空気清浄機本体の寿命は約10年です。

空気清浄機の製造メーカーである、ダイキンが、寿命の目安を10年と公表しています。

法定耐用年数なら、空気清浄機は6年です。

ただし、フィルターの寿命は別です。

フィルターが寿命になれば、本体が使える状態でも、空気清浄機は使えなくなります。

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フィルターの寿命年数

空気清浄機のフィルター寿命は、1年~7年のものから、10年まであります。

空気清浄機本体の寿命は10年ですが、フィルター寿命が短いと10年もちません。

購入した空気清浄機が、3年タイプのフィルターなら寿命は3年です。

空気清浄機のパンフレットや、取扱説明書に、寿命目安が記載されています

もちろん、フィルターを交換すれば、空気清浄機本体の寿命まで使い切ることも可能です。

イメージとしては、空気清浄機本体が掃除機で、フィルターが掃除機の紙パックのようなものですね。

汚れがたまれば、交換しないとゴミを集めることが出来ません。

紙パックは目で見れば寿命がわかりますが、フィルターはわかりにくいです。

フィルターの場合は、「1日の空気の汚れ」から寿命を算出されています

1日の空気の汚れは「タバコ5本分に含まれる粒子成分とガス成分」が基準です。

つまり「タバコ5本分の煙=1日の空気中の汚れ」として計測されているのです。

この計測基準は、性能想定基準(JEM1467)の1つで、日本電機工業会によって定められました。

日本電機工業会とは、家電メーカーの団体です。

空気清浄機の性能想定基準(JEM1467)を定めて各メーカーの性能を測定しているのです。

性能想定基準(JEM1467)で、フィルター性能が50%以下になったら寿命となります。

つまりフィルター寿命は、各メーカー同じだと考えられます。

ですが、すべての人がフィルターの寿命年数まで使えるわけではありません。

使用頻度や時間、部屋の環境によって、フィルター寿命となる、汚れ具合が変わるからです。

汚れがひどい環境だと、10年未満で、フィルターが寿命になります。

1日の空気の汚れが、タバコの煙5本分なら10年ですが、10本分なら5年です。

使用環境もできるだけキレイに使わないといけませんね。

また、加湿空気清浄機と、普通の空気清浄機では、フィルターも寿命年数が変わってきます。

加湿空気清浄機のフィルター寿命

加湿空気清浄のフィルター寿命は、10年です。

先ほど、通常の空気清浄機フィルター、寿命が10年のタイプと同じですね。

しかし、使用環境に注意が必要です。

通常の空気清浄機には、フィルターが2種類ついています。

  • 集塵フィルター
  • 脱臭フィルター

加湿空気清浄機には、上記2種類にあわせて、加湿フィルターが付いています。

加湿フィルターの寿命も10年ですが、「1日8時間の使用」に限定されます

つまり、24時間利用している人は、10年未満で寿命になってしまうのです。

加湿機能は便利ですが、ライフスタイルにあわせて購入しないともったいないですね。

加湿機能が必要ないなら、通常の空気清浄機のほうが、時間を気にせずにすみます。

加湿機能付きで、1日つけっぱなしで使いたいのであれば、寿命は短くなります。

1日つけっぱなしなら3年くらいなので、空気清浄機の価格と相談したほうがよさそうですね。

メーカー別フィルターの寿命【シャープ・パナソニック・ダイキンなど】

フィルターの寿命は、日本のメーカーなら、だいたい同じです。

ですが、最近では海外メーカーの空気清浄機でも人気が高い製品があります。

海外メーカーの場合は、フィルターに対する考え方が違います。

メーカー別のフィルターの寿命をご紹介します。

◆フィルター寿命【メーカー別】

メーカー名  集塵フィルター 防臭フィルター
パナソニック 2~10年 1~10年
シャープ 2~10年 2~10年
ダイキン 1~10年 交換なし
 ダイソン  1年(1日12時間使用の場合)  なし
ブルーエア  6ヶ月(1日24時間使用の場合)  6ヶ月(1日24時間使用の場合)

日本メーカーは、空気の汚れで寿命を計測しています。

海外メーカーは時間で寿命を計測しているのがわかりますね。

また、海外メーカーはフィルターを使い捨てとして考えているのも、日本と違います。

お手入れが手間なら、海外メーカーの空気清浄機もありですね。

◆加湿フィルター【メーカー別】

メーカー名 寿命 使用条件
パナソニック 10年 8時間使用/日
シャープ 1~10年 8時間使用/日
ダイキン 2~10年 8時間/日 6ヶ月間/年

通常フィルターよりも、加湿フィルターのほうが、使用条件が厳しいですね。

必要がなければ、加湿機能が付いていない空気清浄機が手軽に使えます。

乾燥肌など、過失が必要な人は、寿命が短いのをあきらめるか、加湿器と併用を考えたほうがよさそうです。

ご紹介したフィルターの寿命は、一例になります。

空気清浄機のフィルターは、一体型など、種類が多いです。

型番によって寿命年数が違うこともあるので、取扱説明書を必ず確認してください。

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メーカー別の部品の寿命【シャープ・パナソニック・ダイキンなど】

空気清浄機の本体やフィルターは寿命が10年ですが、他の部品は違います。

空気清浄機の部品には、保有期間があるのです。

◆部品の保有期間による寿命(メーカー別)

メーカー名 補修用性能部品の保有期間
パナソニック 6年(製造打切後から)
シャープ 6年(製造打切後から)
ダイキン 6年(製造打切後から)
ダイソン 保有期間なし(※2年保証はあり)
ブルーエア 6年(製造打切後から)

空気清浄機が壊れた時に、部品があれば修理が可能です。

ですが、部品の在庫が無い状態だったり、保有期間が過ぎていると、修理ができません。

その場合、空気清浄機は強制的に寿命となります。

部品の保有期間は、カタログや取扱説明書の「補修用性能部品」に記載があります。

空気清浄機にトラブルがないか、日頃から注意してみておきましょう。

プラズマクラスターの寿命

プラズマクラスター7000の寿命は、公式には発表されていません。

上位タイプ「プラズマクラスター25000」は交換ユニットがあります。

しかし、プラズマクラスター7000にはありません。

「プラズマクラスター25000」は交換寿命があるのに不思議だという口コミもあります。

プラズマクラスター7000の場合は、自分自身で寿命判断をするしかないと言えます。

少しでも調子が悪い、または以前ほどの効果を感じられなくなったら、問い合わせてみるのもありですね。

プラズマクラスターを長く使いたい場合は、交換ユニットのあるタイプを購入してもよいでしょう。

ちなみに「プラズマクラスター25000」の交換ユニットは1日24時間利用なら2年間で交換になります。

購入する時の、参考にしてみてくださいね。

空気清浄機の寿命症状【臭い・異音・電源】

空気清浄機も、家電製品なので内部機器が劣化したりします。

空気清浄機に以下の寿命症状がでたら買い替えのサインかもしれません。

  • 吸い込みが悪い
  • 部屋の空気がキレイにならなくなった
  • 空気清浄機から臭いがする
  • 空気清浄機から異音がする
  • 電源がつかない

内部部品の経年劣化で、以上のような寿命症状がでることがあります。

経年劣化している場合は、空気清浄機の寿命なので買い替えが必要になります。

ただし臭いはフィルターの交換や、掃除で改善することもあります

特に加湿空気清浄機の場合、湿気で菌が繁殖している可能性があるので、一度掃除をするのもありです。

フィルター掃除したり、交換して、臭い症状が無くなれば、寿命ではないと判断できます。

それでも臭いが改善されなければ、寿命症状で買い替えが必要と言えるでしょう。

無理に使用すれば、「火災トラブル」にもなりかねません。

一旦使用を中止して、電源を抜き、メーカーに連絡してください

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空気清浄機の寿命を長くするコツ

空気清浄機を長く使うには、日頃からのお手入れが重要です。

  • フィルターの交換
  • 本体の掃除
  • フィルターの掃除
  • 部屋の掃除

ひとつずつご紹介しますね。

フィルターの交換

空気清浄機のフィルターには寿命があります。

寿命を超えて使用しても、空気はキレイになりません。

また、本体にまで臭いや汚れがつくと、とれにくくなります。

フィルター交換は、空気清浄機の長持ちさせるために必要なのです。

本体の掃除

空気清浄機本体は、ホコリが付きやすくなっています。

空気を吸い込むので、毎日ホコリを浴びている状態だからです。

特にホコリセンサーをキレイに掃除しておきましょう。

ホコリセンサーは傷つきやすいので、柔らかい布、または綿棒などで掃除すると良いでしょう。

本体外側も、クイックルワイパーや布などでしっかり拭き取っておきましょう。

また加湿機能付きの空気清浄機は、カルキ汚れもあるので、こまめな手入れが必要となります。

専用洗剤などをメーカーが指定していることもあるので、取扱説明書を読んでから掃除しましょう。

フィルターの掃除

空気清浄機のフィルターは、掃除機を使ってホコリを吸い込むように掃除しましょう。

10年交換不要と言われる空気清浄機もありますが、フィルターを掃除は必須です。

適度にフィルターを掃除しないと、2~3年で寿命となってしまうこともあります。

汚れが溜まった状態でお手入れをすると、臭いや汚れが落ちないことがあるからです。

水洗いもできるフィルターなら、お風呂場などでしっかり水洗いしてください。

ただし、水洗い厳禁だったり、使ってはいけない洗剤もあります。

また、フィルターはとても壊れやすいので、優しく扱ってください。

取扱説明書で確認してから、掃除してあげましょう。

日本のメーカーの空気清浄機は、2週間に1度、集塵フィルターを掃除することをすすめています。

部屋の掃除

空気清浄機は、汚れを吸い込みます。

吸い込んだホコリや汚れで、フィルターはどんどん汚れていき寿命を迎えます。

なので、空気が悪い環境では、寿命は短くなってしまいます。

部屋を適度に掃除をすれば、空気清浄機の長持ちにつながりますね。

空気清浄機の寿命と症状のまとめ

  • 空気清浄機の本体の寿命は10年
  • 法定耐用年数は6年
  • フィルターの寿命は10年が多い
  • 加湿機能付き、海外メーカーはフィルターの寿命が違う
  • 部品の寿命は保管期間で6年
  • 空気清浄機を長持ちさせるなら掃除が大事
  • 寿命症状が出たら、電源を切ってメーカー確認

空気清浄機が無いと、花粉やアレルギーがある人は大変です。

赤ちゃんや自分の健康を考えると、現代では部屋に1台は必要とも言われています。

空気清浄機の寿命がわかれば、買い替えのタイミングも判断しやすいですね。

買う時も、家庭にあった空気清浄機を選ぶには、機能だけでなく、寿命も大事です。

あなたに必要のない機能や部品の寿命で、使えなくなっては意味がありません。

また、必要のない機能でお手入れをしていては、家事の時間も増えてしまいます。

手軽に健康維持ができる、あなたにピッタリの空気清浄機を選ぶ参考にしてみてください。

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