車の曇りをとる解消法と結露対策!外側と内側の違いや夏や冬の原因

車の曇りをとる解消法!結露対策の外側と内側の違い

車の曇りを解消したくありませんか?曇り止め対策をしないと外側や内側が曇ったままで運転ができないことがあります。

運転しているとフロントガラスが突然曇ってきて、視界が遮られてしまい困った経験をしたこと誰でも一度はありますよね。

拭いてもすぐ曇るといった状態が続くと、イライラの原因になるだけでなく運転操作を誤ったり危険を察知することが遅れたりします。

車の運転に慣れていても、フロントガラスの曇りの原因はよく知らなかったり、なんとなくエアコンの送風で対応していませんか。

車の曇りの解消方法や結露対策、窓ガラスの外側や内側での原因の違いについてご紹介します。

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車の曇りをとる解消法!ボタンやスイッチのマークは?

車のケアといえば洗車やエンジンオイルといった内部を思い描きますが身近な問題に車の窓の曇りがあります。

エンジントラブルなどと違い静かに突然やってくるので運転中などに困りますよね。そんな車の曇りをとる解消法といえばまずはエアコン使っている人が多いのではないでしょうか?

最近の車はオートエアコンの設定がなされていることが多く、特に操作をしなければ普段は一定の温度が保たれている状態です。

ですが外気と車内の温度差が大きくなってしまうとフロントガラスが曇る原因、いわゆる結露が発生してします。

これはフロントガラスをふいてもまた曇り始めますので、エアコンの操作ボタンのところにあるA/Cスイッチを入れてからデフロスターを入れます

デフロスターは窓のマークに三本の矢印の波線が入ったものです。遠目にみると扇型に温泉マークのようなものがついたボタンで、どの車にも必ずついているボタンです。

さらに後部のガラスであるリアガラス用のデフロスターがついている車も最近は主流であります。四角型に温泉マークのようなものが付いたボタンでREARと英語表記されています。

このデフロスターは着霜・結露の防止装置になります。デフロスターは渇いた風が窓ガラスに向けて放出してくれるので車のくもりである結露が解消されるという仕組みです。

またリアガラスのデフロスターは熱線タイプで、後部のガラスをよく見ると線が入っていますが、この線に熱が通うことでくもりを解消してくれる仕組みです。

前方のフロントガラスの曇りを解消したいのに、後部のリアガラスのボタンを押しても意味がないので注意してください。

またA/CスイッチをONにしておくことで車内の湿度を下げてくれるのでますが、つけっぱなしはガソリンが多く消費されます。

さらにガソリンだけでなくエンジンにも影響する場合があるので、常時つけておくだけではなく、窓を開けて換気するなどして窓が曇らないように湿気を逃がすことも大切です。

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車の曇り止め結露対策!外側と内側の違い

車のガラスは外側が曇る時と内側が曇る時があります。外側と内側では曇る原因が違うため対策や解消方法が変わってきます。

車の外側のガラスが曇る原因はガラスよりも外のほうが温度が高いために発生します。

その為、外側の曇り止め対策は車のガラスの温度を上げ、外の温度と同等にすることで解消されます。一番簡単な方法はワイパーで取り除くことですが、ワイパーの届かない部分はそのままです。

外側の全体の曇りを解消したいのであれば、ガラスの温度を上げる必要があるので、エアコンとデフロスターを両方ともOFFにして、外気を車内に取り込むようにしましょう。

外気を取り込む方法は窓をあけるか、外気導入(車のマークの外から中へ矢印が入っているもの)をONにすることです。

外気導入のスイッチはエアコンのスイッチ郡のなかにあるので探してみてください。

逆に車の内側のガラスが曇る原因は、外よりも車内部の温度が高い、または車内で湿度が急に上がったために曇ってしまいます。

雨や雪などで濡れた服や傘を持ち込んだ場合、また運転手や同乗者が濡れた服を着ている場合にも、車内の湿気が一気に上昇しますので、その発生源がある限りは曇りは取れなくなります。

デフロスターを入れると曇りは解消しますが、長時間の使用はバッテリーに影響する可能性があるので、デフロスターの使用は一時の応急処置にとどめましょう。

湿度がなかなか下がらない状態で窓を開けることが天候的に難しい場合は、外気導入をONにして外気を入れることで曇りを解消することが出来ます。

ただし外気導入は外気をそのまま取り込むので、車のガソリンの臭いが苦手な方や、花粉症などの方はさけたほうがいいかもしれません。

そのような場合は内気循環(車のマークの内側に矢印のマークがあるもの)を利用しましょう。内気循環スイッチもエアコンのスイッチ群のなかにありますので、これで切り替えます。

内気循環のみで曇らないようにするにはエアコン(A/Cスイッチ)を入れたままにします。ただし内気循環ばかりを使用していると、ダクトにカビが発生し臭いの原因にもなるので注意してください。

車のガラスは、内気循環と外気導入を気温に合わせて使い分けることで曇りを予防することが出来ます。ま曇りの原因である結露防止にはガラスの外と中を常に綺麗に保つことも必要です。

特にガラス外側は油膜がつきやすいため、曇ったときに曇りをとっても汚れに対向車のライトが反射することがあるので大変危険です。

また車を洗うときにはフロントガラスの外だけでなく中もしっかり綺麗にしましょう。ガラス内側にホコリや汚れが付着して凸凹状態だと結露が発生しやすくなります

薄めた中性洗剤を布に染みこませて拭くと汚れを落とすことが出来ますし、市販の曇り止めクリーナーも効果があります。

ここで大切なのは窓を拭くための布や雑巾はそれ専用にすることです。他の部分を磨いた布や雑巾では付着した汚れを塗りつけてしまうことになるからです。

自宅の窓ガラスと同じく丁寧にキレイに汚れを除去して曇り止め対策を行いましょう。

車が曇りやすいのは雨?夏や冬の原因

車の曇りをとる解消法!夏と冬の原因

車のガラスが曇る原因として温度差と湿気がありますが、曇りやすいのはやはり雨の日です。

特に梅雨時期は湿気が車内にこもりやすいため曇りがちなのでドライブ前から注意しておきましょう。

また夏や冬にも外気温と車内の温度差が大きくなりがちなことが原因で窓が曇ることが多くなります。

夏のガラス曇りには内気循環と冷房にデフロスターを利用して外からの湿気をシャットダウンし、冬場のガラス曇りは外気導入と暖房で車内の湿気を追い出しましょう。

車の大きさや乗る人数によっても変わってきますが、急激に温度が下がる冬場の朝などは特に窓が曇ることが多くなります。

冬だと車のエアコンは暖房になるまで時間がかかるので時間に余裕をもって完全に曇りがなくなってから出発するようにしましょう。

またフロントガラスだけでなく、サイドミラーの曇りを取るものも最近の車には搭載されています。こちらは送風ではなくガラスに熱線が張ってあり、雪などを溶かす仕組みになっています。

こちらはフロントガラスのデフロスターよりもさらに電力を消費しますので、長時間使用しないように心がけましょう。

なにをやっても曇りが取れないときは他に原因が?

デフロスターを使ったり、窓を開けてもまったく曇りが取れない、一時期とれてもまた繰り返すといった状態が続く場合は、気象条件だけでなく車のエアコン自体に問題が発生している場合があります。

また曇り止めのスプレーなどがカーショップなどで販売されていますが、フロントガラスを綺麗にした状態で使用しなかった場合、ガラスの汚れに重なり逆に曇りがひどくなってしまったりします。

こうなってしまった場合は、とにかく綺麗な布で窓の内と外を綺麗に拭き上げるしか方法はありません。

視界が不明瞭な状態で運転をすることは大変危険です。また、窓の曇りが頻繁に続く場合、車内に湿気が充満している可能性があります。

押し入れ用の湿気取りや湿気取りシートを車内に敷くことも湿気を減らす効果がありますので試してみてください。

それでも曇りが直らない場合はエアコンの故障が起きていないかどうか点検してもらうことも必要です。

車の曇りをとる解消法と結露対策のまとめ

  • 車の曇りを解消法はA/CスイッチとデフロスターをONにする
  • デフロスターは波線のマーク、フロントとリアガラスを間違わないように注意
  • 外側のガラスが曇るのはガラスよりも外気が高いため
  • 外側の曇り解消にはエアコンとデフロスターをOFF+外気導入
  • 内側のガラスが曇るのは車内の温度や湿度が高いため
  • 内側の曇り解消にはデフロスターや外気導入、外気が嫌なら内気循環+エアコン
  • ガラスの曇り対策には外側内側の両方キレイに洗浄すること
  • ガラスが曇りやすいのは雨の日、夏と冬も温度差で曇りやすいので注意
  • 夏の曇りには内気循環+冷房+デフロスター
  • 冬の曇には外気導入+暖房
  • なにをやっても曇るときは一度点検を

ガラスの曇りは季節の風物詩でもありますが車の曇りは事故に繋がるため大変危険です。日頃からガラスの外側内側どちらもキレイに洗浄しておきましょう。

急にガラスが曇った時もけっして慌てず冷静に解消法を使ってください。車のエアコンスイッチが多いため最初の頃はややこしいので一度停車してからA/Cスイッチやデフロスターを探すのもありです。

またオートエアコンではない車種の場合は車内の温度を入れ替えることも必要ですので、デフロスターに関しては車の説明書をよく確認しておきましょう。

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