流しそうめんの竹の入手や作り方!人気のレンタルや機械と流すもののアイデア
流しそうめんを自分でやるにはどうしたらいいのでしょうか。竹の入手や作り方などをDIYですることは可能なのでしょうか?
夏といえばそうめんです。さらに贅沢をいえば普通に食べるよりも流しそうめんで食べてみたいと思いませんか?ただのそうめんなのに、竹に流すだけで涼しげに感じます。
大人だけでなく子どもたちにも人気があるので、やってみると大喜び確実です。ぜひ今年の夏は流しそうめんを家でやってみましょう!
夏休みに小さいお子さんがいるご家庭やお友達を呼んだ時のおもてなしには絶対に喜ばれると思います。
夏の思い出作りにも役立つ、流しそうめんを自宅でやるために必要な竹の入手や作り方、レンタルなどをご紹介します。
流しそうめんの竹を入手するには?
流しそうめんを自宅でやりたい!そう思った時にまず何をすればいいのでしょうか。当然そうめんがなければ話になりませんがスーパーで簡単に入手できるので問題はありません。
簡単に入手できないもの、そう竹が問題です。竹はどのように入手すればいいのでしょうか。まずは自分で伐採し入手する方法があります。
ただし注意点がありそうめんを流す竹を手に入れるには許可が必要です。勝手に竹を伐採しないようにしてください。テレビなどではサバイバル番組でよく木々などを勝手にとっていいようにみえますが、許可が必要です。
流しそうめんの竹の選び方
選ぶ竹は、直径15㎝ぐらいがちょうどいいでしょう。伐採する竹は乾燥時の反りをなくすため2〜3年ものの竹を選びます。長さは好みだとは思いますが、4〜5mもあれば十分かと思います。
竹の伐採方法
まず、竹を割るためナタを竹に当て、金槌でナタをたたきます。ある程度割っていくと、あとは割けるようになります。竹を割る時には、半分に割るのではなく、そうめんを流す方は少し深めになるように割るといいでしょう。
竹の購入方法
流しそうめんを自分で、竹を使ってやりたいけど伐採まではちょっと…という方には竹の購入がオススメです。実は、竹はわざわざ伐採しに行かなくてもホームセンターでも売っています。
また竹にそっくりなプラスチックのものもあります。プラスチック製のものであれば掃除や片づけも簡単なので実用性をお求めの方はこちらの方が簡単に楽しめそうですね。
自宅の車のサイズでは、竹をホームセンターから運ぶのはちょっと難しい、そんな人にはネット通販(yahooや楽天)でそうめん流しの竹を台座付きセットが2m/3,000円ぐらいから手に入れることができます。
通販で販売されているということは、やはり流しそうめんをやりたいと思う人が多いということですね。
その他の入手方法
また、イベント会社では、流しそうめんのセットをレンタルしています。レンタル料は、1泊/900円、2泊3日/1,200円、1週間/1,500円ぐらいです。
流しそうめん用器やホースなどの小物も一緒にレンタル可能です。あまり手間や時間をかけずに速く流しそうめんをやりたい人にはレンタルがオススメですね。
ただし送料が関東地域で2,000円となります。上記のレンタル料より送料が高くなってしまうので、家族で使うというよりは町内会のイベントなど大人数で利用するときに便利でおすすめです。
流しそうめん機や自作・手作り方法
さて竹を入手したら、流しそうめんのするためにDIYしていく必要があります。自作や手作りの方法を紹介します。
竹を伐採で入手した場合はまず筋を取ります。小刀やノミで内側の表面をきれいにします。ささくれがあるとそうめんが引っかかってしまうので気をつけてください。
筋が取れたら、食器洗い洗剤できれいに洗ってから天日干しで半日干します。これで完成ですが、そうめんを流す時は上から下へと傾斜が必要になります。
時間がなければイスやテーブル、脚立を使って流す竹を固定することになりますが、せっかく入手竹を入手したところから始めたのですから専用の台も竹で作ってみてはどうでしょう。
台で使う竹は流す用の竹よりも細いものでもOKです。竹を3本用意して、手で持ち立てた状態で上の部分を針金で結びます。結んだ後は下の部分をカメラの三脚のように広げてください。
念のため三脚のように広げた状態の下の部分も針金で周りを軽く結び、すべって倒れないようにしておきましょう。この方法で必要な数だけ作るのですが流す竹に傾斜をつけるために、3本の竹の、針金で固定する上部分の高さを調整する必要があります。
手間を要しますが実際に作れた時はかなり嬉しいものです。ただし作った竹の台に、流す用の竹を設置する時に崩れることが無いよう、台の針金などをしっかりと固定するよう注意しながらやってみてください。
自分で手作りする方法には、竹以外にペットボトルを半分に切って繋げる方法があります。竹で自作するよりもケガのリスクが少ないので子供と一緒に夏休みの工作気分で作ることも可能です。
また最近は、電動で流れるプールのようにそうめんを流して食べる「流しそうめん機」というものがあります。
よく目にする流しそうめん機は、プラスチックの楕円の容器で真ん中に薬味置きがあり、その回りをくるくる流れるプールのようにそうめんが流れるタイプがあります。単三電池2個で動き値段は4,500円くらいです。
流しそうめん機の中には、ピタゴラスイッチにでてくるようなビー玉を上から落としていくおもちゃのような流しそうめん機もあります。値段は6,000円くらいです。
プール型の流しそうめん機よりも、こちらのほうが子どもには人気が高そうです。
この流しそうめん機を自分作ることも可能です。竹やプラスチックで流しそうめん用のレールを作った後、循環ポンプをつけてホースで流すようにすれば流しそうめん機になります。
その他にはなんとホームセンターで購入できる雨どいを使って流しそうめんをする方もいらっしゃいました。まさか「千と千尋」で千尋が走った雨どいにそんな使い方があるとは…何事もアイデアですね。
流しそうめん流すものアイデアと衛生面
竹を使った流しそうめんの土台ができたら後はそうめんを流すだけ!これで子どもたちは大喜びのはずですが、せっかくなのでさらにひと工夫を加えてみましょう。
工夫を加えるのは流す食材です。まずはそうめんですが白いそうめんだけでなく、ピンク色の入ったそうめんを流すと喜ばれます。
さらに流せるのはそうめんだけではありません。むしろせっかく作った流しそうめんですから、そうめんを流すだけではもったいない。
プチトマトやキュウリなどサラダで使う野菜を流すことだってできちゃいます。あとは、刺身こんにゃく、イカそうめん、水餃子、ゼリーなどもありです。
最初の頃はそうめんだけでも新鮮なので喜んでいくれますが、すぐに飽きてしまうのが人ですからいろいろと何が流せるのか試してみるのもありですね。
上手く取れるかどうかはわからないというのもゲーム性があって楽しめそうです。
ただしこのようにいろいろな食材を食べていくと、そうめんだけでさえ薄くなってしまう「めんつゆ」がさらに薄くなってしまいます。
その対策として私はめんつゆををまとめて作り、さらに少し凍らせて「めんつゆの氷」を別に作っておきます。つゆが薄くなったと感じたら、めんつゆの氷をそのまま足せば便利ですし、ストックとしても使いやすいです。
外で流しそうめんをやる場合は、めんつゆに虫が入ってしまうこともあるので、ストックがあるとすぐに交換できるので衛生面でも安心ですね。
衛生面といえば流しそうめんに使う竹も、使用後は必ず良く洗いましょう。熱湯をかけて掃除することで衛生面でも安心です。ただ保管している間にカビが生えた場合などは廃棄したほうがよいでしょう。
流しそうめんのやり方のまとめ
- 流しそうめんの竹は「伐採し加工」「通販」「レンタル」で入手できる
- 竹以外にも「流しそうめん機」や「ペットボトル」で自作もできる
- 流す食材は野菜などアイデア次第でたくさん作れる
イベントとして活躍しそうな流しそうめんですが、なんと「流しそうめん協会」という組織までありました。流しそうめんを世界に発信しようとギネスに挑戦しています。もはや流しそうめんは日本の文化ですね。
一度作ってしまえば意外と簡単にできる流しそうめんですが、自作でいくのか、レンタルでいくかなど悩んでしまうと思います。
しかしワイワイ楽しく食べることが美味しく食べる一番の方法です。こりすぎるようりもみんなが疲れず笑顔になることが一番大事ですから、家族と相談して楽しみながらやって素敵な夏休みをお過ごしください。