シンクの掃除方法!重曹や酢でピカピカに!水垢の原因と排水口の頻度
キッチンのシンクは毎日使うので家の中で最も汚れやすい場所です。
食材や食器を洗う場所なので、常に清潔を保たなければいけません。
また急な来客も実はシンクが目に入りがちです。お客さんなら恥ずかしく、お姑さんだったらちょっとやばいですよね。
水垢などの汚れで曇ったシンクを、新品のようにピカピカな状態に戻すためには、重層と酢を組み合わせて使うことがオススメです。
シンクをピカピカにする重曹と酢を使った掃除方法を水垢原因や排水口掃除の頻度とあわせてご紹介いたします。
重曹と酢を使ったシンクの掃除方法
キッチンはいつもピカピカとCMなどでやっていますが現実はそうはいきません。
最初の頃は輝きを持っていましたが、年月がたつとシンクの汚れが目立ってきます。
特にシンクは反射し映り込む素材のため、洗面所よりも汚れが嫌でも目についてしまいます。
そんなシンクのお掃除に最適なアイテムは重層と酢です。酢がない場合はクエン酸でも可能です。
この2つを組み合わせると、驚くほどシンクがピカピカになります。
ピカピカになる理由は重曹と酢の成分です。
重層は弱アルカリ性で、油汚れを浮かし上げてくれる効果が高く、酢は酸性でカルシウムやミネラルが含まれた水垢を落とす効果が高いのでよく利用されています。
最近では酢をメインとした洗剤を販売しているので、酢の人気がよくわかります。
酢は水垢の汚れを落とす効果だけでなく殺菌効果も非常に高いのでバイ菌が繁殖しやすい食品を扱うキッチンのお掃除に最適といえます。さらに食用のため安全です。
シンクを掃除する場合は、ゴム手袋、メラミンスポンジ、布巾、お酢を入れたスプレー、麺棒などを用意します。
まずシンク全体に酢をスプレーで吹きかけ、30分ほど放置します。
酢の力で水垢がぐんぐん浮いてくるので、その後メラミンスポンジを使用して全体を軽く擦りましょう。
蛇口などの細かい部分には麺棒を使用すると、水垢がごっそりとれます。
その後全体をお水かお湯で流して布巾でサッと水気を拭き取ると、驚くほどピカピカになります。
シンクは傷つきやすいためたわしでゴシゴシ擦ると細かい傷がついてしまいます。その為、傷つきにくいメラミンスポンジを使用されることをオススメします。
上記の方法でも取れないひどい水垢には湿布を行ってください。まずキッチンペーパーを酷い水垢部分に被せて酢スプレーを上からかけます。
酢スプレーをかけた上からラップを被せてパック状態を作ります。1~2時間ほど放置して水を流すと頑固な水垢も落ちています。
酢を使った掃除はお寿司屋さんでも行われている昔ながらの方法です。生ものを扱うお寿司屋さんが認めていると思うと自身を持って使えますね。
シンクの排水口の掃除方法
水垢に効果的な酢ですが、排水口のヌメヌメ汚れは水垢や油汚れ、食品による汚れの蓄積したものの為、酢だけではキレイに落とすことができません。
そこで排水口の汚れを落とすために重層が登場します。
まず排水口の蓋や網、排水トラップなどの部品を可能な限り取り外します。
排水口と取り外した部品に重層を振りかけて歯ブラシでこすり、大まかな汚れを落とします。重曹には研磨作用があるのでヌメヌメも落ちやすくなります。
その上に熱した酢をかけてください。そうすると重層と酢が反応して発砲しシュワシュワと泡が出てくるのでこのまま1時間ほど置いておきます。
この酢と重層の発砲効果により、ヌメヌメ汚れをぐんぐん浮き上がらせてくれます。
その後は水またはお湯をかけて流すと新品のようにピカピカに変身します。
この発泡は炭酸ガス、いわゆる二酸化炭素なので人体に安全なので安心してください。
排水口の掃除には、よく塩素系漂白剤を利用される人がいますが、塩素系漂白剤は強アルカリ性で洗浄能力が強いぶん、素手で触ると皮膚を溶かしたり、酢と混ぜると有毒ガスを出してしまいます。
それに比べて重曹と酢は安全なので食品を使うキッチンシンクだからというだけでなく、万が一の事故も起きないので安心です。
また掃除を行った後の排水口には、ピンポンサイズに丸めたアルミホイルを2~3個入れておくとヌメリ防止に役立ちます。掃除後は必ず入れておきましょう。
シンクの水垢の原因と防止方法
せっかくのシンクを曇らせてしまう水垢の原因とはいったいなんなのでしょうか?
シンクの水垢の原因は大きく分けて2つあります。
1つは食品に含まれるカルシウム成分と水に含まれるミネラル成分が混ざり合ったものです。
日々蓄積した汚れがシンクを曇らせる原因となっています。洗いものは出来る限りためずに、食事の度に洗って汚れを残さないようにしましょう。
2つ目は洗剤が原因しています。食器用の洗剤と水のミネラル成分が混ざり合い結合しシンクに付着したものが曇りの原因となります。
洗い物が終わったらメラミンスポンジで軽いお掃除を習慣づけると汚れが蓄積しにくくなります。
また酢と重層で汚れを落としたのにシンクの曇りが気になる方には、日本磨料工業製品の「ピカール」を使用されることをオススメします。
ピカールは研磨剤が入っており様々な金属をピカピカにしてくれる効果があります。
ピカールをつけて軽く磨き、柔らかい布でサッと拭きとるだけで新品のようにピカピカにつやが出ます。
週に一度、ピカールをつけてシンクを磨くことをオススメします。
ピカールは独特の臭いが手についてしまうのでゴム手袋を使うようにしてください。
シンクの掃除頻度は毎日?
洗い物は毎日出るものですが、シンクの掃除頻度の目安はどのくらいでしょうか?
ピカピカなシンクを保つためには毎日のサッと掃除が重要です。
シンクを曇らせる原因の汚れは毎日の食品汚れの蓄積なので、1日の最後の夕食の洗いものが済んだあとはシンク全体に酢を振りかけましょう。
さらにサッとメラミンスポンジで拭きとることを習慣化しているとヌメヌメ汚れやシンクに曇りが残りにくく、美しい状態を保つことが出来ます。
シンクに汚れがビッシリついてしまっては、掃除が大変になってしまうので毎日のサッと掃除を習慣化することをオススメします。
忙しくて時間がない場合は、乾いた布巾で水気を拭き取るだけでも水垢がつきにくくなります。
毎日の掃除に時間をとれない方は、シンクを空拭きするようにしましょう。
また最近ではお掃除シートも発売されています。花王の「マジックリン ピカっと輝くシート」であれば水を付着させてこすったあとは使い捨てなので楽に掃除できます。
シンクの掃除方法と頻度のまとめ
- シンク汚れには酢やクエン酸が効果的
- 排水口は部品を取り外し重曹でブラシをかけた後に酢で発泡
- シンクの掃除頻度は毎日、サッと掃除を習慣づけよう
- 忙しいのなら乾拭きか使い捨てシートもオススメ
シンクはキッチンをよく利用する主婦には一番気になるところでもあります。自分の顔が曇って見えると気分がよくありませんよね。
酢と重曹を使った簡単掃除を心がければピカピカを維持できます。
掃除をするためにはまず洗い物をなくさなくてはなりません。食後はすぐに片付けるようにこちらも習慣づけています。
また三角コーナーを設置してるのであれば中の生ごみも邪魔です。
そのため私は、三角コーナーをなくしました。生ごみはすぐに小ビニールに入れるようにしています。シンク掃除でた排水口のごみとあわせて毎日ゴミ箱にいれています。
三角コーナーがあるとついつい放置しがちだったので、生ごみ臭さもなくなり一石二鳥です。皆さんもぜひ試してみてください。