キャンプ用品の収納で失敗しない保管方法!場所やマンションでの注意点
キャンプ用品の収納で失敗していませんか?せっかく集めたのに保管方法がダメだと傷がついてしまいますよ。
暑い夏は涼しい山にキャンプや、川にバーベキューをしに行くなどアウトドアへ出かけたく季節ですね。
しかし何かとかさ張り、収納スペースに困るのがキャンプ用品の難点なところです。
用品は屋外の物置に全部押し込める、なんて事していませんか?それではキャンプ用品がすぐダメになってしまいます。
そこで今回は、キャンプ用品の収納に関する注意点を適切な保管方法についてまとめました。
キャンプ用品保管の注意点
キャンプ用品は使うときにしか使わないからこそ保管場所の選定に困りますよね。とりあえずそこら辺の空いている場所に入れてしまって、としたいところですが、注意しなくてはならないことがあります。
それが「湿気」と「汚れ」、そして「紫外線」の3点です。
湿気について
日本は春夏秋冬あると言えども、一年中湿気のある国です。湿気があるとキャンプ用品にカビやサビ発生し、使いたくても使えない状況になってしまいます。
疲れて帰ってくるかと思いますが、使い終わった後はすぐにキャンプ用品の汚れを落とし、陰干しにして乾かしましょう。保管場所は風通しのよい、湿気のない場所をオススメします。
全て室内で保管するのが良いと思いますが、クーラーボックス、コンロ、ランタン、キッチン用品、椅子、ペグや工具類などは多少湿気のある大型コンテナ内でも大丈夫なことが多いので、マンションのベランダなどでも保管が可能です。
湿気に弱いテントや寝袋、タープなどは室内保管にしましょう。室外は雨や結露などでどうしても湿気が多くなります。
湿気のある場所に置いても良いものかどうかの判断を適切に行いましょう。
また湿気対策はキャンプ中にも行うことで、帰ってからの労力を減らすこともできます。例えばテントですが、地面の下に湿気対策や浸水対策用のシートが販売されています。
グランドシートと呼ばれるもので、これを敷くことによってテントを湿気から守ってくれるだけでなく耐久性も高めてくれます。このようなプラスアルファな製品を集めておくのも一手です。
汚れについて
キャンプ用品は必ずと言っていいほど汚れます。その汚れを放置したまま収納なんてことをすれば、汚れが原因で直ぐに用品の寿命が来てしまうでしょう。
ですので、キャンプを終えた現場で片付ける際に、できるだけキレイにして持ち帰るなど早期に汚れを落とすことをオススメします。
家に持ち帰った後も室外用品だけでなく、調理器具なども含め、拭いたり洗ったりしてキレイにして乾燥させてからの収納を心がけて下さい。
海などに行った場合、塩分が付いていることもあります。塩分がついてはサビの原因になるので、汚れは真水で落とし、乾燥させてからしまいましょう。
またキャンプ用品をキレイにした後は、防水スプレーやサビ止めスプレーをかけておくことで、汚れやサビがつきにくくなり、長年利用することにつながります。ぜひ試してみてください。
紫外線について
あらゆる物をダメにしてしまう原因となる紫外線ですが、屋外で使うキャンプ用品とて例外ではありません。屋内外の用品を問わず、キャンプ用品は直射日光を受け続ける場所での保管は避けましょう。
また汚れの項目でキレイにしようとオススメしましたが、乾燥させる際も直射日光はさけて陰干しを行ってください。特に化学繊維で作られているテントや寝袋などに注意が必要です。
取扱説明書を読んで紫外線への注意が促されていたら必ず守って劣化を防ぎましょう。
保管の注意点のまとめ
大切なのは「汚れを落とす→干す→保管する」ということですね。落とし方も干し方は取扱説明書に記載されているので、必ず確認してから汚れ落としや乾燥を行いましょう。
キャンプ用品の収納方法のコツとスペース
とにかく湿気に注意しなければならないのがキャンプ用品です。湿気対策には室内が一番良いことはわかっても、マンションなどではスペースがありませんよね。そんな時の収納方法アイデアをご紹介します。
テント、寝袋は圧縮袋に入れて
安価なものでも圧縮袋に入れて収納すれば、スペースも少なくて済みます。圧縮袋はバルブ式のものがオススメです。
テントや寝袋のペグやポールは抜いて圧縮し、一緒に防腐剤も入れておけば嫌な匂いも防ぎ長持ちします。
コンパクトになるものを選ぶ
かさ張る用品が多いからこそ、最初に購入する時に大きさを考えねばなりません。
椅子と机がセットになって収納できるもの等、できるだけシンプルでコンパクトに収納できるものを選びましょう。
コンテナやラックを使って収納
マンションだとなかなかスペースを確保できないことがあります。そんなときはコンテナを使うといいでしょう。
コンテナの中を仕切り代わりにケースを使って分類すれば、キャンプに出かけるときもそのまま車に積むことができます。
ラックは自由に高さを調節できるものであれば用品をスッキリと収納することができますね。
家具を10センチ前に出す
普段あまり使う頻度がなければ、大きな用品は家具の裏を使うのも部屋をスッキリ見せる収納方法です。
家具を10センチほど前に出し、その後ろに用品を収納しましょう。
金属ペグには油を
金属類は汚れをしっかり取り、乾かさないと錆びてしまいます。ペグは洗って乾燥させた後、薄く油を塗るとサビの予防になるので、塗ってから収納すると良いでしょう。
トランクルームの活用
家にも収納場所が無くて困っている、そんな時は空調も効いて換気システムがあって業者が管理するトランクルームを活用しましょう!
室内に収納するより割高になってしまいますが、トランクルームならキャンプ用品だけに関わらず、他のものも収納でき、家の中もスッキリしますよ。
マンションにお住まいの方なら、共用部分にトランクルームを貸し出しているマンションもあります。利用料金がかかってしまいますが部屋の中をすっきりできますし、前述の外部のトランクルームよりは費用を抑えられる場合がほとんどです。
キャンプ用品収納の失敗例と注意点
キャンプ用品は多種多様で、魅力的なものがとても多いです。だからこそ失敗しないモノ選び、収納を心がけたいですよね。
どうしても自分が思い描いていたビジョンとは違う方向にいってしまうのは仕方がないので、管理して改善していく姿勢が大切です。
以下は私が体験した失敗談になります。皆さんの役に立てれば失敗も糧になりますのでぜひ参考にしてみてください。
使いかけの薪を屋内に取っておいて虫がわいた。
薪などの虫がわきやすいものは保管せず、必要な分だけを買い、使いきりましょう。
パイプチェアは車に乗せる時に場所をとる
すわり心地はとてもよいパイプチェアですが、車の積載量を確認し、他の荷物も考慮した上で購入しましょう。
買ったけど不便で使わなくなったものがある
使わなければスペースを使うだけで邪魔になってしまいます。そんな時は思い切って売りましょう。
車に収納しておくとガソリン代が上がる
自宅にスペースがないからと、コンテナやラックにいれていたものを、車のトランクスペースに入れておくとガソリン代が跳ね上がります。車に負荷をかけて寿命を早めては意味がないので気をつけて下さい。
キャンプ用品の収納で失敗しない保管方法と注意点のまとめ
- キャンプ用品の保管は「湿気」「汚れ」「紫外線」に気をつける
- 収納方法のコツはコンパクト化と収納グッズやトランクルームなどのスペース確保
- キャンプ用品のセレクトで失敗は避けられない、他人の事例をよく見よう
一人でも家族でも、キャンプはワクワクして楽しい行事の一つです。収納も保管も良ければ、旅も一層楽に楽しくなることでしょう。
是非キャンプ用品を大切に、長く使って、素敵な思い出をたくさん作ってくださいね。