扇風機とタワー型の簡単な掃除方法!洗剤はどれを選べば楽?取り外し方は?
夏になると扇風機の出番が多くなりますよね。暑くなる5月は扇風機だけ使って涼むことも多いですし、6月の梅雨の時期はお洗濯物の部屋干しに活躍してくれます。
さらに7~9月にかけてはエアコンとの併用でさらに涼しくしてくれる優れもの!春~秋にかけて扇風機は大活躍です。
しかし扇風機の掃除って大変ですよね。すぐにほこりはたまるし、一度分解すると組み立てるのにも時間がかかります。ちょっと力をいれると曲がることもあるし…。
だからって掃除しないわけにはいかず…この際だからぱぱっと扇風機の掃除をしてみましょう!最近の扇風機は取り外しや取り付けが簡単にできているものも多いですよ。
今回は扇風機の掃除の簡単な仕方をご紹介します。扇風機の掃除では、まず扇風機が外せないという人が多いので外す方法から知らなくてはなりません。
簡単な掃除の仕方、掃除に利用する洗剤の選び方、最近の扇風機であるダイソンに代表されるタワー型扇風機の掃除の仕方とあわせてご紹介します。
扇風機が外せない?前面部分(前ガード)の取り外し方
扇風機の前面部分(前ガード)が外せないという人が多いですね。新しい扇風機は外しやすいんですが、ちょっと古いと外して掃除するのは面倒…しかし扇風機はほこりがたくさんたまるので、一気に掃除しましょう!
まずは取り扱い説明書を確認するのが一番です。だいたいの扇風機の前面部分(前ガード)には上下左右に「ツメ」と「クリップ」があります。
「ツメ」はただひっかけてあるだけで「クリップ」をしめることで前面部分(前ガード)が扇風機本体に固定されている仕組みになっている扇風機がほとんどです。以下の外し方が一般的です。
- 前面部分(前ガード)の上下左右に1箇所あるクリップ部分を外す
- 前面部分(前ガード)の硬いリング部分を上下手で抑える
- 外したクリップ部分を手前に引く or 引っ張る ※ゆっくり力をいれたほうがよい
しっかりと固定されているため誤って手を挟む可能性も。実際に管理人も手を挟んで痛い思いをしたことあるので、注意して下さいね。
扇風機の簡単な掃除の仕方
まずは扇風機の掃除に必要な洗剤と道具を用意しましょう。綿棒などはかなり細かい時に使用するので、そこまで汚れてなければ必要ありません。
- 布・雑巾
- 家庭用中性洗剤
- スポンジ
- 綿棒
- 掃除機
- クイックルワイパー(ドライシート)
- 新聞紙
- 洗面所
扇風機に使う家庭用洗剤ですが、台所用洗剤でOKです。台所用洗剤で扇風機の汚れはしっかりと落ちますよ。
1 扇風機本体、部品を置く場所を養生する
ホコリが飛び散り拡散しないよう扇風機本体と扇風機の「羽根」「前面部分(前カバー)」「背面部分(後カバー)」を置く場所に新聞紙などを敷いて養生しておきましょう!後の掃除が楽になりますよ。
2 扇風機の「前面部分(前カバー)」「羽根」「背面部分(後カバー)」を外す
上記に記載した方法で「前面部分(前カバー)」を外し、続いて「羽根」「背面部分(後カバー)」も外してしまいます。
「羽根」「背面部分(後カバー)」には固定するための別部品がついていることが多くあります。それらも一緒に掃除してしまいましょう。部品はなくさないように注意しましょうね。
3 扇風機本体と取り外した部品のホコリを除去する
クイックルワイパー(ドライシート)で扇風機本体と取り外した部品に付着したホコリを除去します。
「前面部分(前カバー)」の内側、羽根、「背面部分(後カバー)」の外側に多くのホコリが付着しておりドライシートで新聞紙上におとすように除去して下さい。
本体のネジ穴部分などにたまったホコリは綿棒と掃除機などで除去すると良いですよ。
4 扇風機の取り外した部品を水洗いする
ホコリを除去した後は、取り外した部品を水洗いします。油分などが付着しているので、ぬるま湯に家庭用中性洗剤を溶かし、スポンジでやさしく洗いましょう。
洗剤で洗った後はぬるま湯ですすぎ、布で水分を拭き取った後、日陰で乾燥させましょう。すぐに使う場合は拭きとった後そのまま使用してもOKです!
5 扇風機を組み立て試運転
乾燥させたら元の状態に組み立てて、念のため試運転しておきましょう。試運転してみて問題なければ片付けて終了です。
しっかり掃除するには水洗いが良いですが、意外に手間がかかりますよね。そんなに汚れがひどくなく、簡単に扇風機の掃除をするには、クイックルワイパーなどのドライシートとウェットシートでもOK。
上記の3でドライシートでほこりを落とした後、ウェットシートで一度ふき、その後乾拭きするだけでもとても綺麗になりますよ!
あまり汚れがたまっていないようであれば、ドライシートだけで掃除しても結構綺麗になります。
ダイソンなどのタワー型扇風機の掃除の仕方
ダイソンなどで有名なタワー型扇風機、どのように掃除して良いか迷いますよね。掃除は通常の扇風機と比べて分解ができないので、あまり細かくすることが出来ません。
タワー型扇風機は内部にファンや羽根があり、ほとんどのタワー型扇風機は取り出せないようになっています。ダイソンではのタワー型扇風機は、洗剤なしで外部を拭きあげることしかお手入れ方法が記載がありませんでした。
しかし!もう少し綺麗にお掃除したいと思われる方、以下の様な掃除方法があります。
やっては行けないタイプもあるので必ず説明書を読んで確認しましょう。無理に分解すると壊れてしまうので注意してください。
- 本体は濡らした布で拭きあげる(家庭用中性洗剤を薄めたものでも良いが最後に水拭きをする)
- 吹出口、吸込口のホコリは掃除機で除去する
- フィルターが取り外せるのなら取り外して掃除機でホコリを除去
- フィルターや部品など可能なら水洗いを行い乾かす(※水洗い不可に注意)
- 取り外した部品を取り付け試運転を行う
扇風機掃除の気をつける2つのポイント
1 コンセントを抜く
コンセントを入れままの作業は、掃除中に羽根が回り出したり、モーターが動き出してしまうと思わぬケガや事故に繋がる可能性があります。必ずコンセントをプラグから抜いて掃除を行いましよう!
2 無理な力を加えない
扇風機の前面部分(前カバー)や背面部分(後カバー)の網状の部分は意外と曲がりやすくなっています。
掃除しているとグニャっとなんてもこと…なるべく力を込めないように掃除を行いましよう。
扇風機掃除の頻度、どのくらいでやればいい?
夏になると毎日のようにまわす扇風機、一体どのくらいの頻度で掃除をおこなえば良いでしょうか。
使用頻度によって変わってきますが、目視点検が一番です!扇風機を後ろから見て背面部分(後カバー)にホコリがたまっていれば掃除を行ったほうがよいでしょう。
だいたいの目安は1ヶ月に1回の頻度でおこなうと良いですよ。あとは扇風機をしまうときに綺麗に掃除してしまうと、来年の夏に使う時にすぐ使えて便利です。
しかし収納場所によってはほこりが溜まることもあるので、その年初めて扇風機を使用する時も掃除したほうが良いかもしれません。
私は扇風機を使用する5月に簡単に掃除、その後1ヶ月に1度掃除、10月から11月にかけて扇風機をしまうときに念入りに掃除しています。
扇風機掃除のまとめ
- 取扱説明書を守る
- 扇風機は分解しホコリの除去、可能なら水洗い
- タワー型の扇風機は外部をふく、分解は要注意
- 必ずコンセントを抜いて掃除をする
- 扇風機掃除は月に1回
エアコンを利用することが多くなりましたが、扇風機はエアコンと違い優しい風なので、扇風機を使う方も多いですよね。
私もエアコンを使うと体が冷えてしまうので、暑さがそこまで厳しくない日は扇風機で、真夏日などはエアコンと扇風機を併用して使っています。扇風機はエアコンの真下におくと、エアコンの風が部屋全体にいくので、省エネにもなって良いですよ。
別記事で自分でおこなうエアコンの掃除方法とコツもご紹介しているので、参考にしてください。
扇風機は雨の日の洗濯物やエアコンの空調循環向上に役立つのでとても便利。しかし逆に扇風機が汚れているとホコリをまき散らしてしまうので、こまめに掃除をおこないましょうね!