エアコンが冷えない原因は故障じゃない?5つの理由と対処法
エアコンが故障以外の原因で冷えないことがあるって知ってますか?
実は簡単なことでエアコンが元のように冷えるようになりますよ。
冷えないから故障だと思ってエアコンを修理に出すと、出張費用や簡単な原因で修理がおわりたか~い修理料金を請求されてしまうことも。
ただでさえ高額なエアコンを購入したのに、故障じゃない原因で請求されるなんてもったいないですよね?
エアコンが冷えない時に確認すべき5つの原因や理由と対処法をご紹介します。
エアコンが冷えない故障以外の原因と対処法
エアコンは厳しい夏に必須の家電製品となりました。
毎年毎年なんらかの異常気象が我が家を襲っているような気がします。
皆さんのお家もそうじゃないですか?そんな時はエアコンに助けてもらうのが一番ですね!
といったのもつかの間…エアコンが冷えない!?確かに年数がたっているのでしょうがないかな、もう買い替え時期か、と思った人はちょっと待って下さい。
エアコンが冷えない原因は故障だけじゃないんです!ちょっと確認するだけでエアコンから冷たい風が復活しますよ!!
エアコンがホコリで詰まっている
エアコンにホコリが詰まっていると冷えないことが多々あります。エアコンはフィルターやファンが風の通り道となっています。
このフィルターやファンにホコリが詰まると当然風が出にくくなります。そのため冷たい風がでず、部屋が冷えない状態になってしまいます。
ホコリが詰まっているなら対処法は簡単ですね。ホコリを取ってしまいましょう!
エアコンの掃除の仕方は以下のページで紹介しているので参考にしてみてください。
⇒【自分でエアコン掃除の仕方や頻度!カビ取り方法のコツは?】
もし自分で掃除ができないのであれば、エアコンクリーニング業者に依頼するのもいいでしょう。料金はかかってしまいますが、ホコリを噴射しているエアコンを使うと健康にも影響が…
風邪を引くだけで病院代もバカになりません。また夏に風邪をひくと、長引くことが多いので大変です。
エアコンの能力と部屋があっていない
エアコンには能力が設定されてあって、冷やせる範囲・広さが限られています。買うときに部屋の畳数でエアコンを購入しますが、畳数だけではエアコンの能力とあわないことがあります。
部屋が木造or鉄筋、角部屋or最上階、熱を発生する家電が多い、たとえばキッチンなどを使う部屋と使わない部屋では、求められるエアコンの能力が全然違います。
購入する際は、畳数だけで選んでは危険なので必ず販売スタッフに相談したり、ワンランク上のエアコンの購入も検討してみましょう。
すでに購入して気づいた場合は、ダメ元で販売店に交渉してみたり、別の部屋へ移動し新しいエアコンを購入する方法もあります。
室外機の周りに物が置いてある
室外機の周りに物が置いてあると、熱が室外機から排出されないので、空気の流れが悪くなり冷えなくなってしまうことも。
一戸建てであればガーデニングの道具や、子どものおもちゃ、または自転車など室外機近くに置いていませんか?
マンションのベランダならランドリーグッズや掃除道具などが置かれていませんか?
そのままではエアコンが冷えない原因となるので移動させ、距離をとるなどの対処をしましょう。
エアコンの取扱説明書には、室外機周りの必要スペースが長さで記載されています。確認するかメーカーに問い合わせてみましょう。
室外機に直射日光があたっている
室外機に直射日光があたっていると、熱を逃がしにくくなるのでエアコンが冷えなくなります。また冷えていても、直射日光では冷やすために余計な力を使うので電気代があがることも。
室外機に直射日光があたっている場合の対処法は、日陰に移動させること。もし室外機の移動が不可能なら、すだれや高さのある植木で室外機を囲んで日陰を作ってあげると良いですよ。
ただすだれも高さのある植木も、かなり重いのですぐに買って持ってこれるものではありませんよね。そんな時は室外機周りに打ち水をして冷やすことがオススメです。
また室外機に直射日光を当てないために室外機カバーが販売されています。
ただし室外機カバーによっては取り付けて熱がこもる物があります。室外機カバーを買うときはちゃんとした物を選んでください。
エアコンのガス漏れ
エアコンのガスが漏れていると冷えなくなります。エアコンは部屋を冷やすためにガスを利用しているので、ガス漏れを起こすと冷えなくなるのです。
ガス漏れには「エアコン本体」のガス漏れと、「室外機」のガス漏れの2つがあります。
エアコン本体のガス漏れの場合は、熱交換器に霜が付いています。熱交換器とはエアコン内部にある、鉄製のギザギザした部分のことです。
室外機のガス漏れの場合は、室外機から出ている細いパイプに霜が付いています。パイプに霜がつくと、SF映画の氷攻撃を受けたような状態なのですぐわかるはずです。
どちらもエアコンを利用して15分~20分くらいで霜がでたら、ガス漏れしている可能性大です。ガス漏れしている場合は、自分自身で補充ができないので、エアコン専門業者に依頼しましょう。
ただし、エアコンのガス漏れの原因は、劣化以外に取り付けミスがあります。取り付けミスなら当然直してもらうべきです。
エアコンの保証も使える可能性があるので確認後に連絡してください。
エアコンが冷えない原因のまとめ
- エアコンのホコリと能力不足
- 室外機は塞がれたり直射日光を避ける
- 霜が出てたらガス漏れなので業者に依頼
エアコンが故障以外で冷えないことを知っている人はあまりいません。
最近あまり冷えなくなったな…エアコンも購入して時間がたってるし、やっぱり古くなったからかも、と思う人の方が多いです。
私も昔は同じように思っていました。エアコンも古くなってきたから、そろそろ買い替え時期かな…と。
でもちょっとしたことでまた冷えるようになったので安心しました。エアコンは高い買い物なので、あまり買い換えたくないですよね。
また業者によっては故障だといって修理費用を請求する悪質な人もいるので注意が必要です。
他にもエアコンを取り付けた時にミスをする業者も多いので、取り付け後に異常がないか必ず確認しましょう。特に7月、8月は取付業者も繁忙期なので、取り付け時にはしっかりと確認してミスなどがないようにしましょう。
ただ中にはエアコンが故障して買い替えが必要な場合もあります。その場合はエアコンのお得な買い時や購入時期を調べて検討すると良いですよ。