地震で携帯電話が繋がらない?不通の原因と充電方法や171のかけ方

地震の携帯電話はつながらない

地震で携帯電話が繋がらなかったことはありませんか?そんな時の連絡手段は決まっていますか?

よく171の利用がすすめられていますが、実は携帯電話には落とし穴もあります。充電切れもその一つ。

地震が発生したら、まずは身の安全確保!その後は家族の安否確認になるはずですが、地震発生時は本当に電話がつながりません。周囲にいる人も全く同じように焦っていました。

でも実は、そんな人たちが携帯電話を繋がらなくしています。理屈はわかっているのについやってしまいますよね…

そういう時こそ冷静に行動をとれれば、次の行動も早くなり、地震地域全体で安全度を上げることにもつながります!

もはや生活から離せない携帯電話をこういうときこそ有効に使って乗り切りましょう!!

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地震で携帯電話が繋がらない原因は?

地震が発生し自分が無事だと、皆さん家族の安否が気になりますよね。

家族だけでなく仕事先など他の場所にも連絡が必要な場合あります。

しかしそんな時に限って携帯電話がつながらない…一体なにが原因なのでしょうか?理由は以下の2つでした。

  • 通信規制
  • 基地局の停電

通話がある一定上増えると通信規制が行われます。お正月などにも見られる現象ですね。

なぜ通信規制をかけるかというと交換機がダウンし、警察や消防などの重要な電話も使えなくなるからです。

また大規模な地震であれば、携帯電話の基地局が停電し携帯電話がつながらなくなります。

通常は基地局は3~4時間はバッテリーで稼働ができるので、初期のつながらない理由は「通信規制」によるものがほとんどです。

また通信規制でも110番と119番は利用できます。これが利用できなくなった時は基地局が停電している可能性が高くなります。

私も地震時は全く携帯が繋がりませんでした。家族の安否が気になるので、何度も何度もかけた記憶があります。繋がって声を聞いた時は心の底から安心しました。

 

地震でも携帯や電話をつなげる方法

地震が発生し、基地局周辺でみんなが携帯電話を使うと通信規制がかかります。

しかし地震のような一大事だからこそ、家族の声を聞いて安心したい…そのような時はどうすればいいのでしょうか?

よく地震ではPHSはつながりやすいと言われていますが、これは契約者数が携帯とくらべて少ないので、回線が開けているからといわれています。

当然、契約者数が増えれば携帯電話と同じ状況のため、過度な期待は禁物です。

私も地震当時はソフトバンクを使用していたのですが、ドコモと比べると契約者数がまだ少なかったので、なんとか繋がったことがありました。

地震後周りの人に聞いても、ドコモは電話繋がらなかったと言っていたので、もしかしたら契約者数が少なかったから繋がったのかもしれません。

現在は地震当時と比べてもソフトバンクの契約者数は増え、ドコモの契約者数は減っているので、この方法が通用するかはわかりません。

他にもPHSでなくても携帯電話で家族の安否を確認するいろんな方法があります。

ます携帯電話で声が聞きたいのであれば、SkypeやLINEなどの音声通話アプリが使える可能性があります。携帯電話の通話とは違い、アプリはパケット通信を利用しているからです。

地震の時でも電話よりもインターネットが利用できたのはパケット通信のおかげです。

通信データを細かくし分割して送信するのが「パケット通信」なので交換機に負担をかけなかったことが利用できた理由の一つです。

このパケット通信を利用しているものであれば地震発生時でも、比較的通信が可能となります。以下が地震発生時よく利用され、パケット通信を利用するものです。

  • 災害用音声お届けサービス
  • 災害伝言板
  • パーソンファインダー
  • TwitterなどのSNS

上記を利用することで家族の安否情報を音声やメッセージで確認することができます。

万が一携帯電話を忘れたり、充電が切れた時は公衆電話を利用しましょう。公衆電話は通信規制を受けないものが多いためつながりやすいのです。

ただし電話番号を覚えておくことと、10円玉、テレフォンカードなど、現在はあまり使われてない物が必要になりますね。

 

171のかけ方(災害伝言ダイヤル)

地震の電話は171

災害伝言ダイヤル171は被災地の電話番号を登録して音声の録音・再生ができるものです。つまり被災者が「大丈夫だよ」と録音し、家族がその声を聞くことができます。

携帯電話を登録番号として利用することは出来ません(090、080、070、050)。登録番号として利用できるのは固定電話、ISDN、ひかり電話です。

携帯電話番号を利用したい場合は携帯会社の災害伝言板を利用しましょう。また171は毎月1日と15日に体験利用することができます。一度試して慣れておくといいですね。

171のかけ方

①「171」をダイヤル

②録音or再生を選ぶ(※暗証番後は4ケタ)

  • 録音なら「1」
  • 再生なら「2」
  • 録音+暗証番号なら「3」
  • 再生+暗証番号なら「4」

③被災地の電話番号を入力

④プッシュ式orダイヤル式の選択(携帯はプッシュ式)

  • プシュ式なら「1」「#」を入力
  • ダイヤル式(黒電話など)はそのまま待機

⑤録音or再生開始

  • 【録音】30秒制限です。録音終了は「9」「#」

※訂正は「8」「#」で出来ます。ただしアナウンス中にやらないと終了してしまうので注意。

  • 【再生】伝言を繰り返しは「8」「#」、次の再生は「9」「#」

※このまま録音したい場合は「3」「#」で可能です。

171の通話料金

上記の①~③までは無料、④以降に料金が発生します。

171の伝言保存期間と消去方法、保存数

171は48時間保存したあと、自動で消去されます。体験版は6時間で消去されます。保存数は10件までです。

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地震の時に携帯の充電がきれてしまったら?

地震の時でも連絡手段として大いに活躍する携帯電話ですが、もし万が一、充電がきれてしまったらどうすればいいのでしょうか?

シンプルな考え方だと「携帯ショップ」で充電させてもらう、または何らかのお店で電源を貸し出してもらうなどになります。

しかしその地域が停電になってしまえば上記の方法は利用することが出来ません。実際近くの携帯ショップは地震後は閉店していました。

では停電時に携帯電話を充電させる方法といえば…やっぱり電池です!

電池で携帯電話を充電できるバッテリーを用意しておけば解決できます。ソーラー型と違い地震+雨の日でも携帯電話を復活させることが出来ます。

最近ではモバイルバッテリーで充電する方法も多いですよね。外出が多い方は携帯している人を見かけます。しかしバッテリーが切れてしまうと停電時に充電できないのが難点。

地震時の充電方法の対策としてはモバイルバッテリーを持っておき、バッテリーが切れたら電池式で充電すると良いです。

私も地震時は電池などの充電器を持っていなかったので、かなり焦りました。しかもスマホだったので、充電がすぐなくなる事が多かったです。

災害にあって焦ることのないように…必ずバッテリーを準備しておきましょう。

 

地震の携帯電話がつながらない時、充電切れと171かけ方のまとめ

  • 携帯電話がつながらない時は「パケット通信」を使ったサービス
  • 171は携帯番号を登録番号に使えない。携帯番号なら災害伝言板
  • 充電が切れるとただの重り、電池バッテリーを携帯しよう

電化製品はどんどん進化して携帯電話もすごく多機能になりました。それゆえに失われたものもある、と言われることもありますが地震時には強い味方です。

SkypeやLINEが登場しパケット通信のおかげで、通信会社のおかげで我々はどんな時もつながることが出来ます。

私も地震の時に家族の声が聞け、本当に安心し冷静になれました…その後充電をへらさない為にもツイッターで連絡をとりあっていました。

地震時は普段使用しているメールよりも、ツイッターが確実に連絡できたのでとても便利でしたよ。今ではLINEが便利ですね。

地震時に冷静に行動する、有効に活用するためにも一度171を体験したり、家族と連絡がとれなくなったらどこで待ち合わせるか、または何を使って連絡をとりあうか、必ず話し合っておきましょう。

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