家電の値引き交渉のコツ【相場・時期の調べ方とまとめ買い以外の方法】
「家電を値引き交渉したいけど何て言えばいい?」
「まとめ買い以外でも値引きするコツはあるの?」
値引き交渉せずに買うと、普通の人より、かなり損をしていることになります。
でも、値引き交渉と聞くと「恥ずかしい」「相手に悪い」と思ってしまいがちです。
いざ値引きの話をしようと思っても、なんと言えばいいか解らず口ごもることも…
頑張って値引き交渉しても、うまくいかなかったり、断られる事もありますよね。
実は、値引き交渉がうまくいかないのは、コツがわかっていないだけです。
ちゃんと準備をして、声を掛けるスタッフさんを選べばほとんど値引きできます。
そこで今回は
- 家電の値引き交渉方法
- 値引きのコツと注意ポイント
- 値引きの相場や限界
- 家電が値引きされる時期や曜日
- 家電値引き方法のマニュアル
- まとめ買い・ブロードバンドなどの値引き
- 値引率が高い店舗
をご紹介します。
家電スタッフをやっていたころ、値引き交渉がうまい人と下手な人をよく見ていました。
値引き交渉がうまい人は、トークがうまいというわけではありません。
重要なのは、トークではなく、ちゃんと調べてスタッフを選ぶことです。
初心者でもできる値引き交渉のコツや、値引き方法の流れを知って、オトクに家電を買いましょう。
値引率が高い店舗とあわせてご紹介します。
家電の値引き交渉方法!交渉術など高度なテクニックは必要なし
家電を買うなら、値引き交渉をしない人は損しています。
値引き交渉の時は、交渉術などは必要ありません。
たった一言「安くなりませんか?」と言うだけで、値引きになる家電がほとんどです。
値引き交渉は「なんか恥ずかしい」「申し訳ない」と思いがちですよね。
ですが、家電量販店は値引き交渉があると想定した値段で、店頭販売しています。
また、他社に売上を持っていかれないために、大幅に値引きしてくれる時もあるくらいです。
つまり、値引き交渉をしない人は、割高に購入することになり損なのです。
一言でもいいので値引き交渉は絶対にしておきましょう。
ただし、家電量販店の中には、値引きができない商品もたくさんあります。
【値引きできない商品】
- 電球
- 電池
- ゲームディスク
- インク
- 小物(スマホケースなど)
家電量販店では、消耗品などの値引きはほとんどやっていません。
その他にも、小物商品やマイナー家電は、値引き対象外になることも。
私も、電気照明のシーリングライトを購入する時に、値引き交渉をしたことがあります。
2店舗回ったのですが、どちらも値引きはしてくれませんでした。
このように値引きが出来ない商品も、家電量販店にはあります。
ですが、基本的には値引きしてくれますし、以下のような家電はほとんど値引きが可能です。
【値引きが可能な商品】
- 高額な家電
- 在庫
家電量販店は、高額な家電を購入してくれる人を逃したくありません。
毎月、売上目標が決まっていて、達成できない場合は降格にもなっていました。
なので、高額な家電であれば、値引き交渉はほとんど可能なのです。
また、在庫になっている家電も、大幅値引きすることもあります。
家電は一定期間で新製品になるので、いつまでも在庫をおいておけない事情があるからです。
値引きしてでも、売り上げたい気持ちが家電量販店にもあるので、遠慮はいりません。
ほとんどのお客さんが、値引き交渉をしているので、スタッフもなれています。
どうせなら値引きを最大に狙っていきましょう。
最大の値引きを狙うなら、ちょっとしたコツがあります。
初心者でもできる簡単なコツを、注意すべきポイントとあわせてご紹介しますね。
家電値引きのコツ【5つコツと4つの注意ポイント】
家電の値引きには、5つのコツがあります。
初心者でも簡単にできるので、使わないと損です。
ですがその前に注意しておくべき4つのポイントあります。
【値引き4つの注意ポイント】
- 家電は決めておく
- 最低2店舗は回る
- 移動費・駐車料金に気をつける
- 値引きは電話確認できない
注意ポイントを知っておかないと、一日の予定が狂う可能性があります。
コツも大事ですが、まずは注意ポイントをチェックしてください。
注意ポイントの詳細を、1つずつご紹介しますね。
家電は決めておかないと体力が持たない
購入する家電は、先に決めておきましょう。
値引き交渉は、かなり時間がかかります。
家電を選ばず、スタッフにどれがいいか質問していては、1日が潰れてしまうことも…
家電選びに数時間、値引き交渉に数時間かけていては体力が持ちません。
値引き交渉をする前に、家電選びは先に終わらせておくことをオススメします。
最低2店舗は回るので歩きやすい靴を
また、値引き交渉をするなら、家電量販店は最低2店舗は回ると覚悟しておいてください。
値引き交渉の基本は、ライバル店よりも安くするように促すことです。
そのため、近隣の2店舗は家電量販店を回ることになります。
2店舗回れば、値引き交渉も2回になるので、時間がかかります。
当然、足にはかなり負担です。
家電の値引きをする時は、歩きやすい靴で出かけてください。
移動費・駐車料金にご注意
移動費や駐車場の料金も注意しておきましょう。
時間がかかりすぎて、駐車場料金のほうが高くなることがあるからです。
特に都内は、駐車場料金も割高なので注意してください。
値引きは電話確認はできない
「時間がかかるのであれば、電話で確認すればいいのでは?」
そう思ってしまいますが、家電量販店では電話で値引き額を教えてくれません。
基本は「店舗にきて頂ければお安くします」の一点張りになります。
電話で値引き額を教えると、ライバル店に売上をとられる可能性があるからです。
値引き交渉は足と時間を使って行うことになります。
スケジュールや移動時間などに、余裕を持って行うようにしてください。
注意ポイントに問題がなければ、5つのコツで値引きを狙っていきましょう。
【値引き5つのコツ】
- 値引きの相場を調べる
- 値引きがある時期や曜日を狙う
- 値引き方法のマニュアルを知る
- まとめ買い・ブロードバンドの値引きを使う
- 値引率が高い店舗を選ぶ
5つのコツを使えば、「安くしてください」と言うよりも、さらに値引きができます。
どれも簡単な方法なので、ぜひ使ってみてください。
5つのコツの詳細は、以下でご紹介します。
家電の値引き相場や限界はどれくらい?【調べ方は価格コム・Amazon】
家電の値引き相場を調べることが、値引きのコツの1つです。
家電を値引きするなら、限界まで値引きしてもらいたいですよね。
どれくらいが値引きの限界か、調べておけば値引き交渉もしやすくなります。
また無理な値引きを、要求せずにすみますから、気持ち的にも楽です。
値引き交渉をする前には、相場を必ず調べるようにしましょう。
【値引き相場の調べ方】
- 価格コムで検索
- Amazon・楽天で検索
- Amazon・楽天の家電量販店をチェック
上記をすべてチェックしておけば、値引き交渉の材料に使えます。
調べて表示されたページは、ブックマークなどで保存してください。
値引き交渉時に、スタッフさんに見せることができます。
1つずつ、調べ方の詳細をご紹介します。
①値引き相場を調べる【価格コム】
- 価格コムで家電の品番を検索
- 最安値を探す
- 最安値をブックマークなどで保存
値引きの相場を調べるなら、価格コムが便利です。
価格コムなら、家電の安い店舗をランキング形式で見ることが出来ます。
表示された最安値を保存しておけば、家電量販店での値引き交渉で使えます。
ただし、価格コムとは対抗しない店舗もあるので、注意してください。
価格コムに表示される店舗は、ネット限定の店舗も含まれています。
このネット限定店舗とは、家電量販店は値段対抗を基本しません。
実際、価格コムの値段を提示したことがありますが、値引きができませんと断られた事もあります。
ですが、池袋など、激戦区なら価格コムに対抗した家電量販店もありました。
最近では、店舗スタッフから「価格コム見ました?」と聞いてくることもあります。
交渉開始のきっかけとしても使えるので、価格コムで検索して調べておきましょう。
②値引き相場を調べる【Amazon・楽天】
- Amazonや楽天で、家電を検索
- 最安値を探して表示
- ブックマークなどで、画面を保存
Amazonや楽天でも、価格コムと同様に、最安値を探して下さい。
最安値のページは保存しておきましょう。
③値引き相場を調べる【Amazon・楽天内の家電量販店】
値引き交渉の時に訪れる家電量販店は、Amazonや楽天に出店しています。
Amazonや楽天内の、家電量販店の価格をチェックしてください。
一応「ネットと店頭価格は違います」と注意書きもあります。
しかし大手の家電量販店なら、Amazonや楽天内の価格まで、値引きする可能性が高いです。
必ず保存しておきましょう。
家電の値引き相場まとめ
家電の値引き相場は、地域や店舗、時期によって値段が違います。
なので、買い替えや購入の際に、毎回訪れる地域の相場を調べる必要があります。
ご紹介した、価格コムやAmazonの相場は、あくまで目安です。
価格コムぐらい値引きしてと交渉しても、断られる地域もあります。
それでも、価格対抗してくれる店舗も確実にあります。
なによりも、値引き目標となる相場がわかれば、交渉時の納得感が違います。
近隣店舗を全部回るよりは楽ですし、交渉にも余裕が生まるので、絶対に調べておきましょう。
家電の値引き時期・曜日を狙って交渉する
家電量販店では、積極的に値引きをする時期があります。
値引き時期なら、大幅な値引きが簡単にしてもらえることも。
期間が限られていますが、値引き時期を狙うのもありです。
【家電の値引き時期】
- 年度末・初売り
- ボーナス時期
- 決算(2月~3月)
- 月末
- 新製品の発売前(1~2ヶ月前)
上記が、値引きが起こりやすい時期です。
値引き時期になると、大々的にCMをうったり、チラシが入っていたりします。
この時期のチラシなどは、見逃さないように注意しましょう。
また、新製品が発売される1~2ヶ月前は、在庫処分のため値引きが起こりやすいです。
1年前には変えなかった家電が、一番オトクな時期なので、ぜひ狙っていきましょう。
値引きされる曜日は土・日・祝日
値引きされる曜日は、平日よりも土・日・祝日が多いです。
土・日・祝日なら、来店数も増えるので価格競争が起こりやすくなります。
値引きを狙うなら土・日・祝日にしましょう。
逆に平日は空いているので、機能や在庫状況を質問して家電を選んでおくと効率的です。
時間帯で値切るなら閉店1~2時間前が狙い目
値引きが起こりやすい時間帯は、閉店1~2時間前です。
以前、家電量販店で働いていた時に、よく値引きを目にしました。
家電量販店のスタッフは、毎朝目標を設定されます。
目標に到達できなければ、評価につながるので、閉店間際はスタッフもドキドキです。
そんな時なら値引きしてでも買って欲しいと考えるスタッフもたくさんいます。
もちろん、値引きしすぎても断られるので、調べた相場で交渉してみてください。
家電の値引き方法マニュアル【声掛け→説明→話す→名刺】
家電の相場を調べて、時期を選んだら、実際の店舗で値引き交渉を行います。
値引き交渉と聞くと、緊張してしまいがちですが、内容は単純です。
店舗に行く前に、値引き方法の流れを知っておけば、不安も取り除けます。
実際の値引き方法のマニュアルをご紹介しますね。
【値引き方法マニュアル】
- やる気のあるスタッフさんに声を掛ける
- スタッフさんの説明を聞く
- 値引き希望額を伝え話す
- 名刺・見積もりをもらう
- 2店舗目にいく
以上が値引き方法の流れになります。
1つずつ詳細をご紹介しますね。
①やる気のあるスタッフさんに声を掛ける
まずは、スタッフさんに声を掛ける必要があります。
話しかけられるのを待つより、声をかけるほうがオススメです。
理由は、やる気のあるスタッフさんを選べるから。
家電量販店には、さまざまなスタッフさんがいます。
基本的に年齢などは関係なく、やる気のあるスタッフさんが値引きもしてくれやすいです。
逆にやる気の無い人は、上司に確認もせず「無理です」と言ったりします。
家電量販店につとめていた時に、確認もしないスタッフさんがいてトラブルになっていたことも…
中には喧嘩腰に「売れなくても、メーカーに戻すだけなんですよ!」と言っちゃう人もいました。
あとインターネット会社の服を着ている人や、スマホコーナーの人には、声はかけないほうがいいです。
インターネットやスマホコーナーは、外部から委託できている人が多いので、値引きする裁量がありません。
家電量販店に入った時に、ハキハキと「いらっしゃいませ」と言ってくれる人が、オススメです。
やる気のある人は、いかにも販売のプロといったオーラがでています。
とにかくハキハキと答えてくれますし、値引きが無理でも「特典つけます」など代案もだしてくれます。
まずは、やる気のある人を探して声を掛けてみてください。
②スタッフさんの説明を聞く
スタッフさんに声をかけたら、説明を聞くようにしましょう。
あなたはすでに、商品を選び、相場まで調べているので知っている情報ばかりを説明されます。
それでも、ちゃんと相槌をうって、説明を聞くようにしてください。
理由はスタッフさんに好印象を持たれるためです。
スタッフさんも人間なので、印象がよい人に値引きしてくれます。
本来あってはいけないのかもしれませんが、スタッフさんも自分の腕を見せたい心理があります。
勉強してきた内容や経験を、聞いてほしい心理がどこかにあるものです。
もちろん聞いている時に不快と思わせるスタッフさんなら、やめたほうがいいです。
相性がいいほうが値引きもしやすいので、違和感があれば退散するようにしましょう。
③値引き希望額を伝え話す
説明など聞いた後は、いよいよ値引きを切り出します。
出だしの会話としては「これ安くなりませんか?」などがよいでしょう。
スタッフさんは電卓をはじいて、金額を出してくれます。
この時の金額は、まだあまり値切られていないことが多いです。
なので「私が調べた金額より高いのですが、コレくらいになりませんか」と価格コムなどの値段を見せましょう。
スタッフさんは「ネットは人件費、場代が違うので…」と切り替えしてくると思います。
ここからが本当のスタートです。
「ここで買いたい」「今日買いたい」など、即日購入の意思を感じさせつつ、値引きをしていきます。
この時に重要なのは、現金値引きよりもポイント付与の値引きをしてくるのが定番です。
現金値引きよりも、ポイント付与の実質金額のほうが安いことが多いです。
ポイント付与での実質金額をちゃんと計算しながら話してください。
そしてある程度の値引きで膠着したら、「ちょっと考えます」「家族に電話してきます」と言って中断しましょう。
④名刺・見積もりをもらう
スタッフさんとの話で、値引きが膠着したら、名刺か見積もりをもらってください。
名刺や見積もりには、値引き交渉で提示された値段を記載してくれるように頼みましょう。
この値段が2店舗目以降での、交渉材料として使えます。
必ず値引き金額と、ポイント付与の場合は、ポイント数も記載してもらいましょう。
初めてだと頼みにくいと思いますが、気にする必要はありません。
スタッフさんは毎日同じように、値引き交渉と名刺渡しをやっているので、安心して下さい。
⑤2店舗目に行く
名刺や見積もりをもらったら、2店舗目の家電量販店にむかいます。
2店舗目でもやる気のあるスタッフさんに声を掛けてください。
また好印象をもたれるよう、普通の状態で話しましょう。
値引きの話を切り出した時に、1店舗目の名刺や見積もりを見せてください。
この名刺や見積もりが、値引きの最大材料になります。
2店舗目で「安かったからもっと安くして」では値引きしてもらえません。
具体的な値段を言ってもらわないと、スタッフさんも値引きできないのです。
くれぐれも嘘は言わないようにしましょう。
ライバル店でも、電話で値引き確認をしているので、嘘はバレます…
ほとんどの家電量販店では、1店舗目よりと同等かそれ以上の値引きをしてくれます。
または同等かそれ以上のポイント付与です。
2店舗目で、購入を決定するのであれば、最後の一押しをしましょう。
「〇〇を安くしてくれたら、今ここで買います!」が、最後の一押しとして定番です。
〇〇の部分は、消費税分でもいいですし、単純に下3桁の端数を言う人もいます。
もし体力に余裕があるのであれば、最後の一押しは使わず、3店舗目にむかうのもアリです。
まとめ買い・ブロードバンド等の値引きを使う
相場を調べ、時期を選んで、交渉するのが一般的な値引きの流れです。
ですが上記以外でも値引きをする方法があります。
【その他の値引き方法】
- まとめ買い値引き
- ブロードバンド(フレッツ光)値引き
- スマホとの同時購入値引き
- 現金一括払い値引き
- 抱き合わせ値引き
- 展示品値引き
上記の値引きは、通年行われていることがほとんどです。
なので時期を逃した時などでも、値引きすることができます。
有名なのがまとめ買いですが、単品でも値引きもあります。
また2つ以上の値引きをあわせて、さらにオトクになることも!
1つずつ値引きの詳細をご紹介します。
まとめ買い値引き
ほとんどの家電量販店では、まとめ買いで値引きをしてくれます。
結婚(ブライダル)時や、一人暮らしの始まりなどで、行われる値引きです。
冷蔵庫、エアコン、テレビ、洗濯機、電子レンジなど、たくさんの家電が必要になります。
これらをすべて1店舗で買うから値引きしてくれと交渉するパターンです。
まとめ買いの値引き交渉も、上記の交渉のコツと同じになります。
1つ1つ相場を調べて、時期を選び、交渉することが基本です。
違いは、1つ1つの売り場を巡るのがとても大変なこと…
また様々な家電の売り場をまたぐので、専門のスタッフさんをお願いしたほうがよいでしょう。
まとめ買いアドバイザーなど、専門スタッフを設置している家電量販店もあります。
ブロードバンド(フレッツ光・モバイル端末)値引き
ブロードバンドに申し込むことで、家電が値引きされるサービスです。
時期にもよりますが、3万円以上の値引きになることも。
新生活などで、インターネットがないなら、使っても損はありません。
申し込むインターネットはフレッツ光と、Yahooなどのプロバイダーがついてくるタイプが基本です。
持ち運びができるモバイル端末での値引きの店舗もあります。
スマホとの同時購入値引き
スマホとの同時購入で値引きすることもあります。
機種変更ではなく、MNPという携帯会社の変更での割引です。
手続きが長時間かかってしまうので面倒ですが、キャッシュバックなどで値引きされます。
ただしメールアドレスが使えなくなったり、現在の携帯会社で違約金が発生することも。
また2年間の月額料を合計すると、あまり値引き感がないこともあります。
スマホの料金体系は複雑なので、苦手な人はやめておいたほうがよいでしょう。
現金一括払い値引き
現金で一括払いをすると値引きしてくれる時があります。
通常、高額な家電を購入する時は、クレジットカードを利用しますよね。
家電量販店としては、クレジットカードを使われると手数料をとられてしまいます。
そこで、現金で一括払いをすれば値引きをしてくれるということです。
現金一括払い値引きは、お客さん側から切り出されることもありました。
最後と一押しとして利用してみるのもいいかもしれませんね。
抱き合わせ値引き
抱き合わせ値引きとは、簡単にいうと「あれも買うから値引きして」ということです。
値引き交渉で膠着状態になったら、最後の一押しとして、抱き合わせ値引きを持ち出すのも効果的です。
抱き合わせの商品は、まとめ買いのように「家電+家電」もありますし、「家電+消耗品」もあります。
「家電+消耗品」は家電量販店側から言われることもあります。
私もプリンターの値引き交渉をした時に、「写真用紙を同時購入して頂ければその値段でやります」と言われました。
「家電+消耗品」なら必ず使う消耗品で希望しましょう。
展示品値引き
展示品値引きは、展示してある現品を、値引き価格で購入することです。
展示品は、若干の色あせや傷がついていることがあるのです。
そのため、展示品の最後はアウトレットコーナーに移動になったりします。
値段交渉して、在庫が無かった場合は、展示品値引きのチャンスです。
「どうしても今日欲しいから、値引きなら展示品でも大丈夫です」と伝えてみてください。
意外と値引き対象になったりします。
逆に「取り寄せを待つから、値引きしてくれませんか?」と聞くのもオススメです。
家電の値引率が高い店舗を選ぶ
家電の値引きを狙うなら、値引率が高い店舗を選ぶ必要があります。
残念ながら値引率が低い店舗もあるので、注意しないと交渉しても無意味です。
一般的な家電量販店なら、ほとんど値引率が高いと言えます。
【家電量販店一覧】
- ヤマダ電機
- ビックカメラ
- ヨドバシカメラ
- ケーズデンキ
- エディオン
- ノジマ
- ジョーシン
上記の家電量販店は、必ず現金値引きやポイント付与をしているので、値引率が高いです。
さらに、家電量販店の中で、1番値引率が高いのはヤマダ電機だと思います。
家電量販店につとめている時も、実際に購入した時も、値引率が高いなと感じました。
ヤマダ電機の会社自体が「価格こそがお客様にできるサービス」といった精神だと噂になっていました。
もちろん、地域や時期、実際に働いている責任者で値引率は変わってきます。
あくまで一個人の感想として、参考にしてみてください。
電気屋(個人店)は値引率は低い
家電の販売店には、街の電気屋さん(個人店)があります。
地元密着型で、いざというときに頼りになる電気屋さん(個人店)ですが、値引率は低いです。
また、家電の値段も、若干割高な物が多いのが特徴です。
そのかわり、取り付けやアフターフォローなど、すべて電気屋さん(個人店)でやってくれるところがほとんどです。
逆に家電量販店では、取り付けやアフターフォローは、外部会社になります。
どちらにもメリットがありますが、値引率で考えるなら家電量販店がよいでしょう。
その他店舗の値引率
家電を値引きする店舗は、家電量販店や電気屋だけではありません。
【その他の家電値引き店舗】
- ドンキホーテ
- コストコ
- 西友
- ミスターマックス
上記の店舗でも、家電を値引きしてくれる場合があります。
値引率も、電気屋(個人店)よりは高いと言えます。
ただし、もともと値引きして販売しているので、過度な値引きは期待しないほうがよいでしょう。
また値引き交渉をする時は、ある程度、責任者の人にすると良いようです。
上記の店舗は、家電専門ではなく、あくまでプラスアルファで家電を販売している店舗になります。
必要なスペックだけを残して、値段を抑えている家電が多いです。
家電のスペックを含めて考えると、家電量販店のほうが値引率が高いと言えます。
家電の値引き交渉のコツまとめ
- 値引き交渉の基本は「安くなりません?」と言うだけ
- 値引きできる家電と値引きできない家電がある
- 値引きの時は体力や時間、駐車料金に注意
- 相場を調べてから値引き
- 値引きのある時期や曜日を狙おう
- 値引き方法の流れマニュアルを知っておこう
- まとめ買いやブロードバンド値引きを使おう
- 値引率が高い店舗を選ぼう
家電の値引き交渉は、トークよりも下調べが大事です。
まずは相場を知り、家電量販店が値引きしたくなる時期を選びましょう。
特に重要なのは、交渉相手となるスタッフさんです。
交渉相手を間違えると、時間だけがかかりストレスにしかなりません。
モヤモヤして値引きができないなんて最悪です。
そうならないためにも、値引きできる家電を、値引率が高い店で交渉していきましょう。
また値引き交渉は体力勝負なところもあります。
靴選びや水分補給もして、少しでも快適に値引き交渉をしてください。