靴のカビの取り方とNGな方法!予防対策とクリーニング費用

靴のカビの取り方とNGな方法

靴のカビの取り方でNGなことやっていませんか?予防対策をやらないと靴はダメになってしまいます。

雨や雪の日に歩いた靴をそのまま下駄箱へ入れてしまうとどうなるか。もちろんそこはカビの絶好の住まいになってしまいます。

外から持ち込む水分やほこりがカビの温床になってしまいがちなので下駄箱は家の中でもカビの生えやすい場所なんです。

靴に一度カビが生えてしまったら取るのはなかなか大変になります。

靴に生えてしまったカビを取る方法と、その予防対策をクリーニング費用とあわせてご紹介します。

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靴のカビの取り方とNGな方法

大切な靴やお気に入りの靴ってどんどん増えていきますよね。家族が多いので下駄箱はもう靴でいっぱい、玄関にも所狭しと靴が並んでいる家庭もあると思います。

そんな状態ではいつカビが生えてもおかしくありません。カビを取る方法とNGな方法をちゃんと知って靴をキレイにしてしまいましょう。

まず大事なことは、靴にカビが生えても水洗いはNGだということを覚えておきましょう。

なるべくなら、触れたくないし早く取り除きたい気持ちはわかりますが、水洗いをしてしまうと余計に湿度が増すのでカビ菌の大好きな場所になってしまうのです。

革製品のカビ取りは、手順が大切になってくるので、しっかり守って行ってください。

  1. 乾いた布でカビがついている部分をゴシゴシと拭き取ります。(※1)
  2. 除菌効果のあるスプレーを吹きかけます。(※2)
  3. ここで水拭きです。硬く絞った雑巾で汚れを拭き取ります。
  4. 陰干しをします。少なくとも2~3日はしっかり乾かします。(※3)
  5. 靴用クリーナーで汚れを除去する。(※4)
  6. 革靴用の保湿クリームでコーティングし、仕上げに撥水スプレーをかけます。

(※1)この時に重曹があれば、布につけてこすると除去効果とカビ臭さも取ってくれる役目をしてくれます。重曹を使用したあとは酢酸水で拭き取るとカビ予防にも効果があります。

(※2)靴用のものがあればそれが一番良いですが家庭用の除菌スプレーでも代用できます

(※3)表面だけでなく靴の奥までしっかり乾かすにはある程度の日数かかります。

(※4)水拭きでも取れなかった汚れがある場合に行います。

普段履くような運動靴なども水洗いせずに上記の手順でカビ取りを行えます。

しかし家庭用の除菌スプレー(カビキラーなど)は脱色する恐れもありますので、使用の際には薄めて使うなど注意が必要です。

必ず見えにくいところで一度テストを行い、脱色しないかどうかを確認してから利用しましょう。

靴のカビの原因と予防対策

靴のカビの予防対策とクリーニング費用

靴のカビの取り方だけではカビから靴を守ることは出来ません。重度のカビは取れない場合もあるのでカビを元から発生させないよう対策をたてましょう。

そもそもなぜ靴や下駄箱にカビが生えるのでしょうか?カビが生える原因を知るには、カビの好物を知っておく必要があります。

  1. 温度(20℃~30℃)
  2. 湿度(70%以上)
  3. 栄養源(靴の場合は、ほこりなど)

この3つがカビの発生・活性化させてしまう原因になるので、まずはこの条件を作らないことが予防になります。

靴の収納場所である下駄箱やクローゼットは上記の3条件を作らないように対策を行いましょう。

具体的な予防対策としてはここでも重曹が役に立ちます。空き瓶などに重曹をいれガーゼで蓋をします。

これを下駄箱へ入れておくと湿気を吸い取ってくれる効果があります。コーヒーを飲むご家庭はコーヒーかすなども利用できます。

こもりがちな下駄箱ですが靴を全部出して砂やほこりを掃き出し、空気の入れ替えなどをマメに行ってあげることで予防になります。

空気の入れ替えは下駄箱の扉を開けるだけでは奥までできません。扇風機やサーキュレーターを使えば奥まで空気を入れ替えできます。

雨や雪の日に靴をそのまま下駄箱へ入れずしっかりほこりをはたいて乾かしてから入れるように心掛けましょう。

また最近の下駄箱内には傘を収納する場所がついていますし、玄関に傘置きを設置している家庭がほとんどだと思います。

傘の水気がそのまま湿気となりカビを成長させます。靴だけでなく傘も乾かすようにしましょう。

その他には昔ながらの方法ですがすのこのように通気性の良いものを設置するだけでも違いますよ。

最新のカビ防止グッズとしてたくさんのアイテムも出ていますのであわせて使うと効果的です。いくつかご紹介しましょう。

下駄箱に敷くタイプの下駄箱除消臭シート

除湿と消臭のダブル効果でカビ防止ができます。シート自体をハサミを使ってカットできるタイプなら下駄箱のサイズにあわせて設置できます。

また利用後に時間が立ち、湿気を限界までとった後は天日干しすることで復活させることができるシートもあります。

カビ防止スプレー

家庭用カビ全般に対応しているものも販売されています。カビのすみかは家中どこでも可能性があるので、一本もっておけばかなり使えます。

バイオの力でカビ防止

微生物の働きを利用した人にも環境にも優しいカビ対策グッズです。いろいろなタイプのバイオシリーズが販売されています。

このグッズをただ使用するのではなく、ちゃんと清掃を行った後に使うことで効果が上がります。

私もバイオ系のカビ防止グッズを使って臭いがとれたのでオススメ商品です。

カビ防止グッズの購入方法

現物を確認したい、サイズを実感したい人なら薬局やドラッグストアからスーパーでも購入できるので最寄り店を探してみましょう。

楽天などの通販サイトなら口コミを見つつ手軽に購入できるのでインターネットを利用した購入もオススメです。

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靴のカビで自分で取れないものとクリーニング費用

カビにもタイプがあり白カビなら除去は可能ですが、黒カビは完全除去は不可能に近いです。

なかなか自分ではカビ取りを行うのが難しい場合には、クリーニングに出したほうが良いでしょう。

靴専門店では、様々な靴のトラブルに対応した処置をしてくれますのでカビの状態も見てもらえます。

またインターネットを利用して汚れた靴を送るとクリーニングして送り返してくれるというサービスを行っている業者もあります。

近くに靴専門店がない場合や、なかなか行けないという方には便利でおすすめです。

靴のクリーニング費用は、靴の種類やクリーニング内容によっても変わってきますが

運動靴 2000円~
ワークブーツ 3000円~
ロングブーツ 4000円~

と、あくまでもざっくりとした目安ですが無料で見積もりをしているところもありますので一度相談してみるのが良いでしょう。

ただし靴の奥深くまで生えてしまったカビの完全除去は難しいようです。その場合はクリーニングだけでなく、色を補う処置をしてくれる業者もいます。

靴のカビの取り方とNGな方法のまとめ

  • 靴のカビ取りで水洗いはNG
  • 温度、湿度、ほこりを防止するグッズでカビ対策を行う
  • どうしても取れない黒カビ等は専門クリーニング業者に依頼する

靴も生活空間にある以上、カビからは逃れられない運命にあります。重度のカビはお気に入りの靴や高級靴も関係なくダメにしてしまいます。

靴をカビの取り方は軽度であれば自分でもできるので、必ず細かく下駄箱をチェックしましょう。

またこまめにお掃除できれば一番いいのですが、なかなか下駄箱や靴の手入れは億劫になりがちですよね。

ご紹介した予防対策を参考にして、手入れも少なく済むように普段からカビを発生しにくい環境にしておきましょう。

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