子供の自転車保険の選び方!示談交渉や賠償金や対応

子供の自転車保険の選び方と示談交渉

子供の自転車保険の選び方をご存知ですか?示談交渉や賠償金などの対応が細かく違ってきます。

先日、テレビで自転車事故で加害者になった場合の番組をやっていたので、何気なく見ていたのですが最後は何千万円の賠償金が請求されるという事態になっていました。

自転車に乗っている子供がいつも見かけますし、私の子供も乗っています。いつ被害者や加害者になってもおかしくない状態です。

子供の自転車保険の選び方を知って事前に備えていないと大変なことになりかねません。示談交渉や実際にあった賠償金とあわせてご紹介します。

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子供の自転車の保険の選び方と値段

保険ってなんとなく難しいし、どれが良いのかよくわからないことも多いですよね。自転車保険を選ぶ際のポイントをいくつかおさえておきましょう。

①年間保険料の安さ

月々の負担はできるだけ抑えたいです。いくらまでならかけられるか予算を出しておくと、選ぶ際の基準になります。

②個人賠償の保険金額

自分が加害者になってしまった場合、賠償金が高額になることもあります。過去には最高9500万円もの賠償金請求の事例もありました。

③通院日額・入院日額

自分が怪我をして、病院にかかるようなことになった場合の補償です。

④後遺障害、死亡保障

最近では、自転車での死亡事故も珍しくありません。軽車両とはいえ自動車同様に自転車も一旦外へ出たら、万が一のことを想定しなければなりません。

以上4つのポイントをおさえた上で、保険選びの参考にしてみてください。

では、実際にどのような保険があるのか見ていきましょう。記載されいるお値段は補償内容によって異なります。また2015年7月時点のものになります。

DeNAトラベル(旧エアーリング)

基本コースと充実コースがありますが年間3,500円から。ここの特徴は賠償保険金が基本コースで1億円まで対応していることです。しかも自転車の怪我だけでなく、幅広く対応されています。

TSマーク赤色

自転車に乗る人につける保険ではなく、自転車につける保険になっています。その自転車に乗る人が保険の対象となるタイプです。

保険料は年間1,000円からとなっていてお手軽に選べるものになっています。賠償保険金は5,000万円です。

ちゃりぽ

月々の保険料の負担が少ない保険で年間2,900円からになります。ですが入院・死亡保険金と自分への保障がしっかりしているのが特徴です。賠償保険金は1,000万円になります。

セブンイレブン(三井住友海上)

コンビニのセブンイレブンが提供している保険で、コンビニの店舗での加入ができます。

自転車以外にも、交通事故全てに対応しているのが特徴です。賠償保険金も1億円と充実しています。保険料は年間4,760円です。

チューリッヒ

保障内容のカスタマイズが自分で出来るというのが特徴です。保険料は年間6,880円になり、賠償保険金は5,000万円です。

au

携帯電話会社からの保険です。スマートフォンから加入が出来ます。補償内容が充実しているのが特徴です。年間4,290円で賠償保険金は最大で1億円になります。

保険を選ぶその前に

お値段も補償もいろいろで悩んでしまいますが、まずはご自身ですでに入っている保険があればそれを確認してみてください。

自転車保険と関係のない保険でも、特約があれば同じような補償を受けられる場合があります。なるべくなら保険料の負担は減らしたいですよね。

加入した時の保存資料を確認し、分かりにくければコールセンターに相談してみてください。

子供の自転車に示談交渉サービスは入ったほうがいい?

子供の自転車保険と賠償金と事故対応

結論から言いますと、示談交渉サービスは必ず入っておいた方がいいです。

保険の中身に、最初から付帯しているものと、そうじゃないものがあるので確認しておきましょう。

示談交渉サービスとは、事故を起こした当事者同士で話し合うのではなく、第3者が介入して賠償金などに関する示談をすすめるサービスです。

当事者同士で話し合いをする場合、冷静に事故状況を分析し判断するという作業がとても大変です。自分の子供が事故を起こした時に感情的にならないという人はかなり少ないでしょう。

さらに時間が経つほどに難しくなってしまうかもしれません。そうなると適正な補償で対応できない可能性もありえます。

事故の大きさに関係なく、将来のためにも双方にとってデメリットのないようにしたいものです。

もし示談交渉サービスに入ってなかったとしても、事故の際には慌てずに保険会社に電話して、どのように対応するのが良いのか相談してみましょう。

子供の自転車事故の賠償金・損害賠償は?

先程もお話した、高額の賠償金については、かなり世間を騒がせたようです。

子供の自転車事故で自分の子が加害者になってしまった場合、その親が責任を負わなければなりません。

自転車に乗る子供がヘルメットをしていないことや、よそ見をしていたなど、過失や違反が損害賠償額を高額にしてしまう要因になります。

高額賠償の事例をいくつかあげます。

帰宅途中、無灯火で走行していて、歩行者に気づかずに衝突して死亡させてしまう(1,169万円の賠償金

通学途中、歩行者と衝突。相手は脊髄損傷し心身麻痺になってしまう(6,008万円の賠償金

こうなってしまったら、双方ともに生活が一変してしまうことになってしまいます。

自転車も自動車と同じように事故を起こせば死亡するケースもあります。自分も相手も危険であることを忘れないようにしなくてはなりません。

さらに2015年の6月に法改正があり、自転車の取り締まりが強化されたので、これからの時代は自転車への目がまずます厳しくなるということです。

法改正を機に自分の運転を振り返ってみましょう。子供は親の運転を見て判断しているものです。

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子供が自転車事故を起こした時の対応方法

万が一、自分の子供が自転車事故を起こしてしまった場合どのように対応すればいいでしょうか。

親御さんは基本的なことはなんとなくわかっていると思いますが、しっかりと一度確認しておきましょう。

まずは怪我人がいるかどうかの確認が先決です。怪我人がいる場合は、救急車を呼びましょう。大したことのない怪我に見えても、事故の状況によっては頭を打っている可能性もあります。

その後は、警察を呼んで事故証明をしてもらいます。保険適用の際に事故証明を求められるので、小さな事故だからと済ませずにきちんと対応してもらいましょう。

それから相手側の連絡先や名前も聞き、保険会社にも連絡を入れます。

親がすぐに駆けつけられずに、子供だけでパニックになっているかもしれません。

そういう事態を防ぐ為にも、子供の持ち物や自転車に名前や連絡先がわかるものを書いておきましょう。周りの大人や警察が対応しやすくなる可能性が高くなります。

子供の自転車保険の選び方のまとめ

  • 保険選びの前に自分が入っている保険を確認しよう。
  • 示談交渉サービスには入っておこう。
  • 事故が起きたら、怪我の大小にかかわらず必ず病院と警察へ

自転車には免許制度がないため手軽に誰でも運転ができる乗り物です。自転車の価格も安くなっているので今ではほとんどの子供たちが持っています。

子供にとって自転車は楽しい乗り物で、町中でみていると時に加減を知らない運転に驚かされます。

ひとたび事故が起こってしまえば、相手の家族の人生を変えてしまうかもしれません。子供にのしかかる心の負担を考えると、やりきれない気持ちになってしまいます。

怖いことはあまり考えたくありませんが万が一を考えておくことは必要です。自転車に乗るようになったら、自転車保険の加入を検討してみましょう。

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